内容説明
一九三二年六月、スーパーマンの原作者の一人、ジェリー・シーゲルの父親ミッチェルは胸に銃弾を撃ち込まれ、血だまりの中で倒れているところを発見された。カインの凶器と同じく銃は行方不明となった。そう、今この時までは―。ホームレス保護支援団体に勤めるカルと、母親を死に至らしめ長い間音信不通となっていた父親が、劇的な再会をしてしまったことから始まるジェットコースター的サスペンス。「偽りの書」とは一体何なのか?それが持つ恐るべき力とは?『運命の書』で「ニューヨーク・タイムズ」「パブリッシャーズ・ウィークリー」のベストセラー第1位を獲得したブラッド・メルツァー最新作。
著者等紹介
メルツァー,ブラッド[メルツァー,ブラツド][Meltzer,Brad]
1970年生まれ。ブルックリンとマイアミで育つ。コロンビア大学ロースクール在学中に書いた『最高裁調査官』で華々しいデビューを飾り、瞬く間に既刊の売り上げ累計が全米で300万部を超える超人気作家となる
青木創[アオキハジメ]
1973年神奈川県生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takehiro
3
いちおう最後まで読んだけど、、、なんだこのがっかり感は。ほんとにベストセラーなの?2012/12/03
lovemys
3
やはりイマイチだった…。 そんなに謎ではなかったし、登場人物の関係もイマイチだし。 セリーナと父の関係は? なぜ、父親はそこまでセリーナに固執したのか分からない。 別に連れて行かなくても良かったのでは? ナオミのキャラにも嫌気が差す。 あんなにガサツな女性はいないだろー。 非常で綿密な計画をたてたであろう敵(?)も、ただのマヌケなヤツにしか見えない…。 全てに無理感がつきまとい、最後も普通。 残念な本でしたねー。2012/11/06
へびこれ
2
なんなんだ、この結末は。拍子抜けな一冊。これが米国の新聞で書評に取り上げられる本なんだろうか?アラが多すぎて楽しめない。2011/10/19
PIPI
2
スーパーマンの作者については、調査した結果プラス想像力らしいが。人類最初の殺人事件の凶器は、引っ張ったけどお粗末かな。粘土板でがつんと殴られたら死ぬと思うので、角を持ち出す必要は無いと思うけど。あと、長生きの秘密が、父から息子への話って、詐欺だよ!!壮大な構想の割にチャチだったな。2010/08/08
saimoon
2
主人公が地味。父親も中途半端。同行の女性もポジションが微妙。追う女性捜査官(?だったか?)も、固執しすぎ視野狭すぎでガツガツし過ぎてここにも乗り切れない。面白そうな内容なのに、気に入ったキャラに目線を安定する事ができなくて、入り込めなかった。2010/06/10