内容説明
倒錯趣味の弁護士との許されざる日々。この経験は何年にもわたって彼女の心に取り憑く。だが、これは彼女が辿る驚くべき人生の、ほんの始まりにすぎなかった―。
目次
弾丸をものともしないスーパーマンのように
最高の家族
溺れながら生きる
自分らしい歩きかた
葉をつけない木
社会事業
息苦しさからの解放
空高く、ひっそりと風にそよぐ
ルナパークよりもずっと楽しい
ＬＳＤによるバッド・トリップ
映画を観ながら
煙草の箱
理にかなったやりかた
ニットのスーツ
二十一歳の誕生日
息の詰まりそうな愛
より大きな問題
だらしのない笑顔
神に偽り変わりでもしたかのように
主導権を握る
彼女に心を明け渡す
三十年ぶりの再会
少しでも油断すれば
著者等紹介
ビッグズ，バーバラ［ビッグズ，バーバラ］［Ｂｉｇｇｓ，Ｂａｒｂａｒａ］
１９５６年生まれ。メルボルン在住。地方新聞の記者、全国紙のジャーナリストを経て、現在は作家活動と不動産開発の仕事に従事する。一人息子を持つ未婚の母
真田潤［サナダジュン］
慶應義塾大学文学部卒。英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ゆかるりら
2
売春婦の母、兄弟みな父親が違うという環境で育ち、ペドフィリアの弁護士に売られる著者の自伝。我が欲望のままに幼い子の人生をめちゃくちゃにするやつって何なんだろう。2014/10/10
K子
0
母親が売春婦で、家庭環境も主人公の育った環境も一般的ではない。途中日本も出てきて、日本で売春をしていた過去もある。弁護士を制裁できたのには、スカッとした。2017/07/09
