内容説明
成人病(生活習慣病)が激増する文明社会にあって、健全な食生活を営んでいくためにはどうすればよいのか―。人間の生存を支えてきた伝統栄養学をベースにしつつ、近代栄養学や医学の成果を取り入れて、これからの日常茶飯の基本的なあり方について考える。「よい食事は健全な心身をつくる」との観点から、東洋・西洋の医学の長所を活かして日常の診療にあたる開業医が、様々なエピソードを交えて著わした「現代人のための食文法」。
目次
序章 飽食の落とし子たち
第1章 コメは世界最高の主食
第2章 マメで達者
第3章 第六の栄養素・繊維
第4章 大腸と食物繊維
第5章 ベジタリアンの系譜
第6章 肉食の伝統
第7章 乳文化と付き合う
第8章 海からの贈り物
第9章 一日は朝食に始まる
終章 バランスのよい日常茶飯を