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ママ、大変、うちにコヨーテがいるよ!

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784047915022
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

飼い慣らされた生活は、もううんざり。野性をとりもどせ!野山を駆け回るコヨーテと贅沢三昧の飼い犬シェパードが生活を入れ替えたら?COOLでHIPな動物たちが繰り広げる、奇想天外アドヴェンチャー。

著者等紹介

レナード,エルモア[レナード,エルモア][Leonard,Elmore]
1925年、ニューオリンズ生まれ。デトロイト大学卒業後、コピーライターを経て作家に。アメリカの裏社会を書かせれば超一流、滑稽な悪党たちを絶妙の筆致で描く、犯罪小説の巨匠。MWA(アメリカ探偵作家クラブ)グランド・マスター賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ペグ

90
感想を間違えて消してしまいました。ナイスしてくださった皆様、ごめんなさい!そしてもう一度、感想を。とにかく面白かった!レナード節未だ衰えず。グループの次期リーダー、コヨーテのアントワン、往年の映画スター、バディ、ミスコン女王のベティなどなど、多彩な登場人物(動物!)。村上、柴田、田口、そして東江(無い物ねだり)諸氏が訳されたらどんな色合いになるでしょう。しかし高見浩氏の訳、最高だった。ヒップでかっこいいのです。楽しい読書でした。おすすめです。2020/09/15

ペグ

89
再読。表紙の絵の通り、彼はコヨーテの若頭。毛並みも悪くちょっとやさぐれてはいても、大事な事がちゃんとわかっているイケてるコヨーテだ。登場するコヨーテ、イヌ、ネコ、おまけの人間が生き生きと動き回る。流石、レナードは会話の名手だ。やっぱりこの話、良い。2021/10/23

空猫

23
表紙に惹かれて。著者は犯罪小説の巨匠だそうで。これは唯一、孫と曾孫、計12人の為に書いた子供向けのファンタジー冒険物語。飼い犬と野生のコヨーテが入れ替りを試みる。どちらの生活にも羨ましい所、大変な所があって…と言うのはセオリーだけれど、『青い鳥』のようにならないのはこの作者ならではなのかしらん。本来の(?)大人向け作品も読んでみようかな。2020/01/13

maja

14
レナードが孫たちのために書いたという作品は、ハリウッド渓谷に住む好奇心の強いコヨーテの話。彼が潜り込んだお宅にはかつての栄光が忘れられない俳優犬が住んでいた。業界に属する俳優犬たちとの交流で、いそいそと蝶々結びを整えるかのようなワイルドなコヨーテの企みと、彼らの噛み合わない会話が面白い。それぞれの世界観の線引きはきっちりとあるが認め合うこともできるというところがいい味だ。 2020/04/01

Kouro-hou

12
犯罪小説系のレナード先生が孫+ひ孫12名のために書いた話。対象が子供なのでユーモア溢れる作品だが、登場する人間の子供がかわいくないところは流石である。ワルで悪魔団のボスなんかやってますが根はいいところのあるコヨーテのアントワンと、かつての名俳優犬で今は黄昏て自分の出演した映画のビデオをずっと見てるシェパードのバディの友情物語。お互いの生活を体験したりして友情を深めるわけですが、どうしても越えられない壁があるんです。猫が好きの意味が違うとか。それを理解しつつお互いの生き方を尊重する、その辺りが渋い童話です。2014/03/08

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