出版社内容情報
古代エジプトの秘儀を守り通した伝説の村〝真理の場〟。ラムセスの死後、庇護の力を失った村は大いなる波瀾の時を迎える。村を守る勇者ネフェルとパネブ、そして巫女ウベクヘト。命をかけた祈りは神に届くのか――? 『太陽の王ラムセス』のクリスチャン・ジャック、待望の最新作第二巻!!
内容説明
ラムセス大王の死により、絶大な庇護の力を失った“真理の場”。おりしも内部では世代交代が進み、村の未来は若きふたりの勇者、ネフェルとパネブの手にゆだねられていた。今こそ村の秘儀を暴き我がものにせんと、次々に襲い来る外部からの魔の手―敵も味方も入り混じり、村人たちは不安と恐怖で混乱を極めてゆく。だがその最中にも新たな王の墓という使命を抱える真理の場。彼らの心をひとつにし、神秘の力を得るために立ちあがったのは、神に選ばれし巫女“賢女”ウベクヘトであった…。古代エジプトの運命を握った秘儀がついにヴェールを脱ぎはじめる、波瀾の第二幕。
著者等紹介
ジャック,クリスチャン[Jacq,Christian]
フランス、パリ生まれ。ソルボンヌ大学で哲学と古典文学を学び、後にエジプト学の研究で学位を取得。17歳で初めてエジプトを旅し、以来その魅力に取り憑かれる。エジプト学者でもあり、エジプトを舞台にした数々の話題作を発表、代表作『太陽の王ラムセス』(角川文庫)は世界中で一千万部を超えるベストセラーとなった。他に『光の王妃アンケセナーメン』『ブラック・ファラオ』『ピラミッドの暗殺者』など
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