光の石〈2〉運命の巫女

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  • サイズ B6判/ページ数 376p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784047913639
  • NDC分類 953
  • Cコード C0397

出版社内容情報

古代エジプトの秘儀を守り通した伝説の村〝真理の場〟。ラムセスの死後、庇護の力を失った村は大いなる波瀾の時を迎える。村を守る勇者ネフェルとパネブ、そして巫女ウベクヘト。命をかけた祈りは神に届くのか――?      『太陽の王ラムセス』のクリスチャン・ジャック、待望の最新作第二巻!!

内容説明

ラムセス大王の死により、絶大な庇護の力を失った“真理の場”。おりしも内部では世代交代が進み、村の未来は若きふたりの勇者、ネフェルとパネブの手にゆだねられていた。今こそ村の秘儀を暴き我がものにせんと、次々に襲い来る外部からの魔の手―敵も味方も入り混じり、村人たちは不安と恐怖で混乱を極めてゆく。だがその最中にも新たな王の墓という使命を抱える真理の場。彼らの心をひとつにし、神秘の力を得るために立ちあがったのは、神に選ばれし巫女“賢女”ウベクヘトであった…。古代エジプトの運命を握った秘儀がついにヴェールを脱ぎはじめる、波瀾の第二幕。

著者等紹介

ジャック,クリスチャン[Jacq,Christian]
フランス、パリ生まれ。ソルボンヌ大学で哲学と古典文学を学び、後にエジプト学の研究で学位を取得。17歳で初めてエジプトを旅し、以来その魅力に取り憑かれる。エジプト学者でもあり、エジプトを舞台にした数々の話題作を発表、代表作『太陽の王ラムセス』(角川文庫)は世界中で一千万部を超えるベストセラーとなった。他に『光の王妃アンケセナーメン』『ブラック・ファラオ』『ピラミッドの暗殺者』など
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つゆり

0
絵師としての成長と、人間としての成長を彼らしくたどるパネブが微笑ましい。 メヒたちが仕掛ける罠も真理の場を追い詰めるには至らず、職人たちは職務を全うする。 志が高い者の言葉や行動の重みを感じ、自分を含めた現在の「職」の価値観を考えさせられる。2016/05/26

うめ

0
古代エジプトをテーマとしながら、とても堅実。当時の生活を俯瞰しているようで好き。

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