トロイアの秘宝―その運命とシュリーマンの生涯

トロイアの秘宝―その運命とシュリーマンの生涯

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  • サイズ B6判/ページ数 415,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784047912625
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0398

出版社内容情報

前半がシュリーマンの発掘物語で、後半がシュリーマン死後のトロイアの財宝の行方を追ったものだが、その両面とも面白い.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』155頁、より)

内容説明

ベルリンの戦火に消えたトロイア黄金の秘宝。シュリーマンの夢は、50年の闇を裂いてモスクワの美術館の地下に再び甦った。考古学者シュリーマンの自伝『古代への情熱』にはけっして書かれなかった、奇矯にして劇的なその生涯の全容と黄金の秘宝の数奇な運命を、女流伝記作家がはじめて明らかにする。

目次

第1部 事業家シュリーマン(パンドラの箱;メクレンブルクの少年時代;資産家となって ほか)
第2部 トロイア発掘(物言わぬ過去への情熱;ソフィアとの再婚;ヒッサリクの丘 ほか)
第3部 ベルリン以降(死に瀕した芸術;一時的保管)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
シュリーマンが発掘したトロイアの秘宝はベルリン陥落時にソ連に運ばれ、保管されている。2023/05/09

てり

1
トロイア遺跡の発見者、ハインリヒ・シュリーマンの生涯と、彼が発見したトロイアの秘宝のその後。ロマンとエゴと自己顕示欲の塊のシュリーマン。さらに彼が発見したトロイアの秘宝がもうひとつの主役で、ドイツに持ち出された秘宝が第二次大戦の破壊と略奪の後ソ連に持ち去られ、それが再び日の目を見るまでが語られる。中でもナチスによるものとソ連による略奪のまぁ酷いこと。略奪の話が迫力ありすぎて、なんだか気が滅入ってくる読後感だった。2022/10/24

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