内容説明
なにも持たずに生まれ、なにも持たずに死ぬ。灼熱の大地で目撃した最高に豊かな人生。オーストラリアのアボリジニ「真実の人」族とともに旅した120日間。私は文明人に伝えるべく人類五万年の生きる知恵を託された―。
目次
招待されて
待ち受けていたテスト
自然の靴
いざ出発
ハイになる
晩餐会
社会保障ってなに?
コードレスフォン
奥地のための帽子
宝石〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hiroyuki Takahata
4
こういう世界があると、不思議だけどなぜか確信してしまう。「どんなストレスのさなかでも、たとえ死にかけているときでも、『自分のやり方』を卒業した人には救いはいつもやってくる。」2017/11/23
むずむず
2
この人の価値観って素敵だな、と思っている人のお薦め本。<真実の人>族の教えを我々(ミュータント)に伝えるメッセンジャーとして筆者が選ばれ、オーストラリア大陸を3か月間かけて横断することで伝達されている。フィクションだとか言われることもあるようだが、人間の機能が文明によって退化しているのは事実だと思っているので、納得できる部分もあった。今の暮らしを見つめ直し、人間らしい暮らしに近づけられるよう意識を持ちたいと思った。あの人の価値観の源か・・・と思うと妙に納得できる内容だった。2022/05/31
いまあの
2
1997/1/7に読了。夢中で読んだ。本来の人間というものを改めて認識し、標準として定めることができた。
おの
1
図書館本。何かでオススメされて読んだが、思ったほどではという感じ。オーストラリアを旅した気分になった。2021/05/16
チーチョン
1
とっても読みやすく面白かった。何回も読んでしまう。2018/07/23