内容説明
経済学を初歩から学ぶ人ための入門書。基本的な事項はもれなくカバーしつつ、予備知識がなくても理解できるように使用する数学は最小限に抑え、平易で簡潔な説明を心がけた。構成は、経済学とは何か、市場経済や貨幣とは何か、といった基礎的な問題、消費者や企業などのミクロ的な経済行動を分析するミクロ経済学、景気循環や経済成長などマクロ的な経済活動を分析するマクロ経済学を順を追って体系的に学習できるようになっている。
目次
第1部 経済学の基礎(経済と経済学;市場経済と貨幣)
第2部 ミクロ経済学(消費者の行動;企業の行動;市場均衡;独占市場;所得分配;資本と利子;厚生経済学と社会的選択;情報と不確実性の経済学)
第3部 マクロ経済学(国民所得と国民経済計算;消費と貯蓄;投資と資本;均衡所得の決定と乗数機構;貨幣の供給と需要;財市場と貨幣市場の同時均衡と金融・財政政策;労働市場均衡と一般均衡;インフレとデフレ、失業、合理的期待;景気循環;経済成長)
著者等紹介
林直嗣[ハヤシナオツグ]
1974年慶應義塾大学経済学部卒業。1979年同大学院経済学研究科博士課程修了。現在、法政大学経営学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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