内容説明
この世界は、陽の人間界と陰の幻獣界が、背中合わせのように存在しているという。遙か昔、争いの絶えなかった人間と幻獣の間で不可侵の誓約が交わされ、二つの種族は永遠に別の世界に住むことになった。その時、全幻獣を総べる王は、深く愛していた人間の女王に己の剣を渡し、彼女の危機には自分が、その子孫の危機には自分の子孫が、必ず助けに行くと誓って別れた。そして、三度目の乱世が巡り来ようとしていた―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あさのつき
5
何度読んでも堪りません。クローディアのかわいいところ、漢のなかの漢ドウマ、ちゃっかりしてるガイスに…以下自粛。ドキドキして、思わず笑いが込み上げて、胸が詰まって…。“やさしい”は、“竜”にも“殺し方”にも掛かってるように思う。どっちなんだろ。2010/02/10
マカダミアナッツ
4
何度目かわかりませんが久しぶりに再読。角川の文庫版では書き下ろしストーリーがついてるような話も聞いたのでそれがすごく気になってます。あとちょっと前に漫画化もされていたと思いますがそちらも少し気になります。2012/01/22
まりもん
3
再読。やっぱりこのイラストが一番しっくりくるなぁ2011/10/22
misamisa
3
再読。何度読んでも最後は泣く・・・。どの時代の竜王もすごいなぁ。人間は嫌いだけれども、その一人がいる世界のためにすべてを捨てられるなんて。2010/05/17
こえん
3
再読。…何十回読んだかな~。2009/07/21