目次
十津川警部の古くからの友人、原口が長崎・雲仙で死体として発見された。彼は生前、何かにひどく怯えた様子だったという。事情聴取のため、原口の勤めていた会社・メディアX社に赴く十津川。メディアX社は業界トップの音響メーカーだが、捜査が進むにつれてきな臭い噂が十津川の耳に届いてきた。原口は死の直前、出版社宛にメディアX社の所業を告発する手紙を出していたのだ。真相を探ろうとする十津川の前に立ちはだかる妨害の数々。そして十津川は何者かの手によって拉致されてしまうが…!?十津川に襲いかかる最大最悪の危機傑作長編ミステリー。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞受賞。81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞受賞。トラベル・ミステリーで活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 平和神経