内容説明
門限はなんと六時!恐怖の厳格教育で育てられた箱入り娘の女子大生、通称ハコちゃんこと浜口美緒がやっと勝ち取ったアメリカ旅行。両親がたまたま留守にして、キャンパスの仲間たちが壮行会を開いてくれた出発前夜、家に帰ると部屋に見知らぬ女性が倒れていて…。撲殺らしい頭部の血。パンティストッキングに詰められた長い髪束。テーブルの下の指輪…。助けを求められた男性陣がかけつけると、ハコちゃんは自分の喉にナイフをつきつけて言った。この死体を捨ててきてくれなければ、わたしは死ぬゥ!しかしとんだ難題の処理が大事件に発展して…。通称タックこと匠千暁がすべての真相を説き明かした時、夏休み明けの学園にはもう、あのひとの姿はない…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Jimmy
1
和物ミステリの積読が無くなったのでいよいよミステリ終活として死ぬまでに読み返したい本をこれから順番に。第1弾は西澤さんのタックタカチシリーズ!時系列順に読んでいき、問題作・依存までのタックとタカチの関係の歩みを楽しみます。再読して結構ひねった構図だったのだと再感心。ウサコのキャラはまだ立っていませんが、他の3人は1作目から全開。2022/01/04
二分五厘
0
1996.10.15
mitsuru1
0
順番かまわず見かけたらで読んでいますが、そもそもこのシリーズ時系列がバラバラなのであまり不都合は感じません。今回はちょっとトリック、動機などが強引かなとも思いましたが、まあシリーズものなのであまり気にしないことにしました。笑。又見かけたら読んでいこうと思います。2012/01/29
こまめ
0
それぞれのキャラクターがはっきりしていて、それぞれが謎を解いていくのが面白い。続くシリーズも読みたい!2009/11/08
nightowl
0
ドタバタしていて、最後の結末が上手く決まっていないような・・・
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