内容説明
緑、緑、緑。そこにあまりにも美しすぎる緑色の世界だった。そして人間のように言葉を話す花や木たち。―不思議な異空間フロリウムに迷い込んだちょっと物憂げな女子高生・水村るかは、伝説の花の騎士となり、悪の手によって連れ去られた王女フロラを救うために旅立つ。栗本薫が放つ新たなる冒険ファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コロチャイ
5
SFファンタジーであり、設定が植物がいい。ネバーエンディンストーリーを彷彿される強キャラ、軟キャラが登場し興味深い。あっという間に読了。次巻手にはいるかな?2021/03/03
kaizen@名古屋de朝活読書会
1
校庭の桜の木を切るのに心を動かされた少女(るか)が,花(植物)の擬人化した世界へ行く話。 原因も行き先も花関係。 怪しげな装丁なので,読む前は少し心配しました。 植物の世界へ移動した話なので,幻想小説という区分でしょうか。 植物と仲良くするようで,そうでもないところがやや不思議。2012/01/13
舌噛
0
不思議の国のアリスと桃太郎が融合したようなファンタジー。御大によるとゲームを想定しているということだが、カリンクトゥムという地名が出てきたりしてグインサーガとの若干の繋がりを感じさせる。気兼ねなく読める本。2014/04/09
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