内容説明
ドン田岡一雄の死により四代目相続を争い、ヤマヒロ一和会と分裂、激越な戦いをくり広げた日本最大最強といわれる巨大組織山口組。この戦いで山口組の勝利を鮮明にした若頭渡辺芳則は五代目に就いた。これはまさしくネオ山口組の出現であった―。その後、竹中組征伐に乗り出しただけでなく、各地でたて続けに極道戦争を展開していったのである。ブレーキのきかなくなった巨大機関車の如く、拡張と肥大化を続ける山口組の野望はどこへ行くのか?首都東京制圧に向けて、戦いの暗雲が垂れ込めてゆく…。一和会との分裂以降の巨大組織山口組の戦略と戦術を描く迫真の極道バイオレンス。
-
- 電子書籍
- 競馬の世界史 サラブレッド誕生から21…