内容説明
看護婦は腰を灼熱の剣に刺し貫かれ昏倒した。厚さ三センチの鉄扉をも突き通した武器の正体―それは精神病院に閉じ込められていた摩震の落とし子“ホーク”がついに甦り、放った肋骨剣であった。魔震から十数年、ある夜突如新宿を襲った余震が、魔界都市の新たな驚異と凄絶な戦いの幕開けだった。メフィストを愛する旅芸人お蝶と、“ホーク”の仲間たちは死を賭けて争い、さすがの美貌の医師をも窮地に追い込む。それも魔震の神秘の為せる業なのか?魔震の秘密に深く迫る、圧巻、超人気シリーズ第四弾。
-
- 和書
- ぼくらの心に灯ともるとき