内容説明
聖戦士・迫水真次郎よ、安らかに眠れ―。動乱の異世界に展開する壮大なる英雄ロマン、煌めきと感動の大団円!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シャル
8
聖戦士、最期の時。戦いの中圧倒的存在感を示し続ける迫水は、その戦う意味をリンレイとの関係と定め、勝利をもたらしていく。しかしその果てにあるのは、あまりに影響力を持ちすぎた英雄への恐れであった。男と女、男と男、そして戦う意味。結末に向かう中で、それぞれの人々がそこに命の輝きを見出し、生き延び、散っていったりするのは、バイストン・ウェルという地が生命の転生を根底に持つからだろうか。そして死せる迫水はリーンの翼とともに再び地上に戻り、歴史へと干渉する。迫水は、バイストンウェルで何を得たのか。2017/06/18
ツカモトカネユキ
2
5巻から続き。ガダバ本隊との決着、迫水のバイストンウェル、現世での決着が描かれます。役割は違いますがショウ、バーン、シーラ、マーベル、ドレイク他と比較してしまいます。地上での惨劇がバイストンウェルを乱し、バイストンウェルでの救いが現世の救いにつながるということで物語は終わります。後のリンレイらの話にも興味がわきます。時間軸は違いますが40年後のバイストンウェルを物語ったオーラバトラー戦記を興味深くさせてくれます。迫水が違う形で出る、新刊以外のバイストンウェルの物語を読んでみたいと思いました。2020/11/09
k16
1
20150325読了。 完結編。 途中の巻を読めてないのでアマルガンとリンレイの関係やガダバと敵対する意味がなんとなくしか理解できてないのよねぇ。 ノストゥ・ファウの最期には辛いものがある。2015/03/25
kino
0
まだ続きがありそうだった。けどひとまず幕。ここから漫画版に続くのかー。2011/07/12