内容説明
広島に出張していた詩織の父,大輔は「トランプの本」を見つけたというダイイング・メッセージを残して非業の死を遂げた。病死した詩織の母がいまわの際に言い残した「トランプの本」とは何なのか?さらに大輔の部下、野木もまた九州・柳川から「面白いものを見つけた」という葉書を詩織あてに書いた直後に失踪。途方にくれる詩織がたよれるものはもはや浅見光彦のみ。ところが、その浅見も…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Chili
3
面白かった。全く的外れではなかったが、完全正解には至らず。なるほどなあ。2025/04/29
速魚
2
名探偵、あとから登場。 2回ほど読みました。
ハロー
1
完全に騙された。これ映像化できるの?2014/12/07
キャサ
1
浅見シリーズを3冊以上読んでから、という断りがあり、条件を満たしている私は図書館から急いで帰宅しました。浅見シリーズが続く中、なぜ浅見自身が殺人事件の被害者のタイトルになるのかな、気になって仕方なくて。もうのっけから違和感。浅見がいつもと雰囲気が違うのもそうですが、ヒロインの詩織目線というのもかってが違ったからかもしれません。ペラペラと自分から素性を証すところは特に『?』。でも、新鮮で面白かったです。2014/11/07
ますみ
1
この作品はもう20年くらい前に一度読んでいるので、本筋がわかっているわけです。その上で読むと、帯にわざわざ、「浅見光彦シリーズを3冊以上読んでから」とある意味がよくわかります。私も1回目のときはだまされたもんなぁ・・・。今回は用心しながら読んだので、なるほど、ここで早い人は気づくな・・・なんて思いながら楽しみました。2014/10/26