出版社内容情報
身分と魔力を失ったアリシアは、妖精キイに導かれ、その魔力を借りて森の女王クシャナとの約束を守りにラヴァール国へと舞い戻る。
しかし、クシャナが頼んだのは
「民から自分の記憶を消してほしい」
という悲しい願いだった。
クシャナの本心を確かめたいアリシアだが、顔に火傷の痕がある男に命を狙われた挙げ句、村が炎に包まれる事件まで起こり!?
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
尚侍
6
とっても面白かった。ようやくクシャナ編が一段落したかなという展開でしたが、一番大きなフラグがまだ残っている状態なので、そのフラグを回収するところまで話を広げるのかが気になるところですね。ただ、ここに至るまでにかなり話が入れ子状態になってしまっているので、そのあたりの整理をしてもらいたいというのが正直なところです。アリシアの魔力の問題は解決しそうですが、彼女の魔力が復活した後どこに話が戻っていくのかを把握しきれていない部分があるので、次回はそのあたりを整理したあらすじが欲しいですね。2025/08/21
よしのすけ
0
今巻もアリシアが破天荒過ぎて読んでいて楽しかったです。今巻は森の女王クシャナの出自に関わるエピソードでした。まさか貴族令嬢だったとは! クシャナはこれで森から卒業しましたがこれからどうなっていくのでしょう?アリシアの助けを借りて実家の問題にケリをつけるのかな? 今巻もジルの外交官問題とかデュークとお祖母様とかフィンの初恋とか色んな伏線が張られましたが綺麗に回収してくれる事を期待してます。2025/07/25
Merino
0
★★★★2025/07/18