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出版社内容情報
「じゃあさ、まずはふたりで喧嘩売ろっか?」
地下坑道での日雇い労働が縁で繋がったワケありの者たち。
その中で仕事を斡旋する側の「ただのバイト」のふたり・テンペスト、ウィンターは元警邏隊員で、警邏隊の汚職と同僚の死を目の当たりにし除隊していた者たちだった。
「この組織は一般人が喧嘩を売る相手じゃない。でもふたりなら……」
闇に紛れた相手の素性、この世の理、過去の断罪――。
各々の真相を探るため、深く、さらに深く地下に潜って、真実に少しでも近づきたい。
新感覚ポストアポカリプス群像劇、完結。
●シマ・シンヤ ビームコミックス好評既刊●
[ロスト・ラッド・ロンドン]全3巻
[GLITCH - グリッチ -]全4巻
[Gutsy Gritty Girl - ガッツィ・グリティ・ガール -]
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@COMIC_BEAM
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
16
△ 突如現れた「神」によって文明が壊滅的打撃を受け、人類が地下へ逃れて400年。都市再生機構によって運営されている第9再生都市から市外の地下坑道へ遺産探しに出た9人のアルバイトたちを描くSFサスペンス。どう決着するのか楽しみにしていたのですが…。沢山の謎を残したまま、登場人物の個人的な話ばかりで終わってしまった。打ち切りなのかもしれないが、4巻まで引っ張ってこの終わり方は酷い。神や使者の正体や、再生機構の企みや他の再生都市の様子も知りたかった。期待していたのでかなりがっかりです。2025/08/25
コリエル
4
完結。旧世界から生きる支配者層に爪痕を残そうぜという出所様々な下層民たちの物語。そういう体で現代の社会情勢を風刺している感じの話だったが、群像劇にして視点をバラけさせたことで物語への没入感が落ちるなど色々課題の残る作品になったなと。いっそ社会的身分が全然異なるメンツで視点分けするなら効果的にこの世界を描けた気もするんだが、ほぼ全員上から押さえつけられてる人々だったので変化に乏しいのよ。これなら主要キャラは1チーム3人で押さえるべきだった。次回作はもっとコンパクトな話を期待する。2025/08/15
ネタバレ:トキメキのあまり展開してしまう存在しない記憶たち
2
一気読み キャラ造形良かったな~ 絵柄で醸される淡々とした雰囲気と意外と生き生きしたキャラの個性が良かった。世界を描き切る前に終わっちゃったからできたらこの先も読みたい。エキサイティングな作風じゃないから仕方ないのかもしれないな~2025/08/29
YS-56
2
仕切り直しで幕引き。謎は謎のままで良かったのかどうか…。2025/08/25
よし
2
1巻の帯によれば「世界が滅んで300年、お仕事は遺物の回収。」を描く物語第4弾。地下に「神の手」も現れ謎が深まる中、物語は「完結」とのこと。2回目の地下調査、続きが読みたいものです。2025/08/23