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出版社内容情報
「じゃあさ、まずはふたりで喧嘩売ろっか?」
地下坑道での日雇い労働が縁で繋がったワケありの者たち。
その中で仕事を斡旋する側の「ただのバイト」のふたり・テンペスト、ウィンターは元警邏隊員で、警邏隊の汚職と同僚の死を目の当たりにし除隊していた者たちだった。
「この組織は一般人が喧嘩を売る相手じゃない。でもふたりなら……」
闇に紛れた相手の素性、この世の理、過去の断罪――。
各々の真相を探るため、深く、さらに深く地下に潜って、真実に少しでも近づきたい。
新感覚ポストアポカリプス群像劇、完結。
●シマ・シンヤ ビームコミックス好評既刊●
[ロスト・ラッド・ロンドン]全3巻
[GLITCH - グリッチ -]全4巻
[Gutsy Gritty Girl - ガッツィ・グリティ・ガール -]
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@COMIC_BEAM
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コリエル
4
完結。旧世界から生きる支配者層に爪痕を残そうぜという出所様々な下層民たちの物語。そういう体で現代の社会情勢を風刺している感じの話だったが、群像劇にして視点をバラけさせたことで物語への没入感が落ちるなど色々課題の残る作品になったなと。いっそ社会的身分が全然異なるメンツで視点分けするなら効果的にこの世界を描けた気もするんだが、ほぼ全員上から押さえつけられてる人々だったので変化に乏しいのよ。これなら主要キャラは1チーム3人で押さえるべきだった。次回作はもっとコンパクトな話を期待する。2025/08/15