出版社内容情報
私は突然、異空間に転送されて６人の「なっていたはずの私」と出会った。
彼女たちは、ラッパー、占い師、コンカフェ店員、マッチングアプリ中毒、配信者……という、アルバイト生活の私からみたら華やかな子ばかり。
もといた世界へ戻る方法がわからない女７人で、ああでもない、こうでもないと身の上、愚痴をこぼしはじめたのだ。
つらい過去を乗り越えた「私」もいれば、つらいまま異空間にたどり着いた「私」もいる。
そんな「なっていたはずの私」と話していると、だんだん彼女たちが好きになっていた。
しかし突如異空間は崩壊。７人の「私」は存在が消えてしまう。
ここで出るべきは……私の愛！ ―― 私は私を愛しに行くんだ!!
【画獣、江ノ内愛が描く、緻密にして雄渾なる画面は必見！ 完結巻】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
東晃
1
キャラクターと描きたいことはわかるけど、物語にならずに終わっちゃったなという感じが拭えない。読切収録されてるけど、そっちと読み味が同じなんよな 星三つ2025/04/02
たいやき
0
自分を愛せればほんのちょっぴりでも自分を変えられるとか。そんなお話し？2025/04/26
りょ
0
巡る自己(愛)。かなり抽象的に描かれているはずなのに終盤は泣いてしまった。読切も江ノ内先生節が効いていてとても面白かったです。2025/03/25
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