出版社内容情報
人質交換を回避し、無事ヴァルトと共に帰国したフェルリナ。
けれど夫婦関係が進展せず……もしかして自分には魅力が足りないの?
そう悩む中、ついに帝国を悩ます”古の遺品”を調べることに。
役に立つぞと意気込む一方、なぜかヴァルトの態度が急変!
その姿はまさに『冷酷皇帝』で――。
「私に触れるな」
ぬいぐるみすら拒絶だなんて陛下に一体何が!?
内容説明
人質交換を回避し、無事ヴァルトと共に帰国したフェルリナ。けれど夫婦関係が進展せず…もしかして自分には魅力が足りないの?そう悩む中、ついに帝国を悩ます“古の遺品”を調べることに。役に立つぞと意気込む一方、なぜかヴァルトの態度が急変!その姿はまさに『冷酷皇帝』で―。「私に触れるな」ぬいぐるみすら拒絶だなんて陛下に一体何が!?
著者等紹介
奏舞音[カナデマイネ]
梅雨生まれの双子座。香川県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nishiyan
9
人質交換を回避し、ヴァルトとともに無事に帰国したフェルリナ。夫婦関係が進展しないことに思い悩んでいたある日、帝国を悩ます古の遺品調べを行うと、ヴァルトの態度が豹変してしまい…という最終巻。遺品がもたらした騒動はフェルリナを皇妃としても大きく成長させたのは嬉しい。ルーの出番は多いだけでなく、キーマンとして活躍したのもよかった。しかしヴァルトが見せられていた幻覚のヘビーなこと。それを打ち破るのは癒しであり、愛の力で…と微笑ましく、ヴァルトの溺愛攻勢にタジタジのフェルリナには御愁傷様と言いたくなった(笑)。2024/12/08