出版社内容情報
“いけにえまつり”――それは邪神へ供物を捧げる狂乱の儀式。
かつて儀式ですべてを失い、邪神に連なる超常の力を得た少年・愛作。彼はいま対邪神組織『イス研』に飼われる邪神ハンターとなり、復讐のために生きている。
今夜、愛作に与えられた任務は邪神眷属に誘拐された少女の保護。邪神眷属どもを殲滅し、首尾よく少女を発見するが、裏で糸を引くのは“いけにえまつり”の首謀者である魔術師で――!?
「ようやく会えたな。魔術師クレイ。俺の家族を、俺の左腕を奪ったお前にようやく会えたっ!」
呪われた過去を、理不尽な運命をぶち壊せ。
クトゥルフ神話より出でし狂気の黙示録、解禁。
内容説明
“いけにえまつり”―それは邪神へ供物を捧げる狂乱の儀式。凄惨な儀式に巻き込まれた少年・愛作は、大切な家族を失った。愛作自身は駆けつけた邪神ハンターに確保されるが、利用価値がないと断じられ、地下深くの廃棄坑に捨てられてしまう。地の底に棲むのは粘性の邪神眷属・ショゴス。愛作は一方的に捕食される運命―だったはずが、利害の一致でショゴスと意気投合して!?互いの目的を果たすべくショゴスと運命をひとつにした愛作。その身に宿すは復讐の衝動と邪神に連なる超常の力で―!?クトゥルフ神話より出でし狂気の黙示録、解禁。
著者等紹介
毒島伊豆守[ブスジマイズノカミ]
東京都出身。クトゥルフ神話好きが高じて本作デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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水無月冬弥
8
現代異能バトル的なクトゥルフの物語。超常の力を手に入れながらも絶望的な展開はまさしくクトゥルフで面白かったですね。時々、TRPGネタがあるのもさらに良し、続刊希望ですけど、妹さんどうなっちゃんたんだろう?2024/08/12
ヒサ子。
4
愛作くんの活躍はこれからってところで終わるなんて!!続巻ありますよね!!!続巻出してくれますよね!!打ち切りなんて絶対嫌だ!!!クトゥルフものなのに、まるで少年漫画なバトルアクションファンタジーでずっとハラハラワクワクしっぱなしなんで、ホラー苦手な人にも読んでほしい(バンバン) 途中からエンマスカラドさん、エンマスさんて略してたけど、やっぱりだめなんですね。2024/08/08
emopit
0
SAN値が下がるかと思ったけど、上がる⤴️ 何処まで走り続けられるのか見たい。2025/05/09