出版社内容情報
御史台に異動した直後、殺人事件を担当をすることになった茉莉花。
調査により異国の間諜が関係する可能性が浮上するも調査は行き詰まり、さらには雲嵐が襲撃されてしまう!
そこで茉莉花は蓮舟に協力を「お願い」して、犯人特定に繋がる脚本を書いてもらい、恋する女性を演じることに!
しかし上手く演じられず、珀陽に助言を求めると意外な反応で!?
内容説明
御史台に異動した直後、殺人事件を担当することになった茉莉花。調査により異国の間諜が関係する可能性が浮上するも調査は行き詰まり、さらには雲嵐が襲撃されてしまう!そこで茉莉花は蓮舟に協力を「お願い」して、犯人特定に繋がる脚本を書いてもらい、恋する女性を演じることに!しかし上手く演じられず、珀陽に助言を求めると意外な反応で!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
42
御史台・殺人事件、解決編。茉莉花、蓮舟、雲嵐+州蓮先生が力を合わせて小説を雑劇化させるという罠を張り解決を目指す。雲嵐の、本当の仲間とは?友達とは?という心境の変化の成長を感じられました。兄弟の距離も一歩近付いた感じ。また、茉莉花の蓮舟に対する丁々発止も面白かった。笑 最後は珀陽とのシーンでにんまり&ほっこり。…と思いきや次巻は、重大任務でいよいよあの国へ!?あとがきで、へ〜!と思う事実もあり。16巻を経て、ここまでまだ1年なのか…笑 まだまだ続いて欲しいなあ。十三歳の皇后シリーズが終わるのは悲しい…2024/05/23
mariann
29
そろそろ終わっても良いんじゃないかなー、なんて思いながら読み進め、やっぱり終わらないのかー。次はあの皇太子が揉めてるところねー。って感じ。りあんちゃんが良い感じに持っていってくれてたから次期王太子はほぼ決定なんだろうけど。茉莉花と珀陽はもはや恋人というよりは恋人という設定の何か。に見える。2024/08/16
よっち
28
御史台に異動した直後、殺人事件を担当をすることになった茉莉花。調査で異国の間諜が関係する可能性が浮上するも調査は行き詰まり、さらには雲嵐が襲撃されてしまう第16弾。秘密を知る蓮舟に協力を「お願い」して、犯人特定に繋がる脚本を書いてもらい、自らは恋する女性を演じることになった茉莉花。しかし上手く演じられず、助言を求められて意外な反応を見せる珀陽。今回は抜け目なくぐいぐい行って周囲を動かしていく一方で、恋する乙女らしい可愛い一面も見せてくれた茉莉花でしたけど、彼女に振り回された蓮舟もいい感じに効いてましたね。2024/06/10
はなりん
20
前巻からの続き。官吏の殺人事件を追う茉莉花達御史台メンバー。間諜をあぶり出すため計画を立て罠をはる茉莉花。皆でワチャワチャしてるんだけど、筋書きを全て茉莉花1人で考えてるのが、なんだかなぁ。伝説になるためには、それぐらい凄くないとって事なんだけど。珀陽との関係の落としどころが気になる。2024/07/13
すがはら
19
茉莉花ってば、ホント恐ろしい子!相手の口調や表情を完璧に覚えてそのまま再現できる人なんてそうそういないと思いますよ。任務中の茉莉花はどんどん人間離れしてゆきますが、珀陽と二人きりになった茉莉花は初めの頃と同じ世慣れぬ女の子なので、やはり茉莉花は定期的に珀陽と密会して人間に戻っておいた方が良いでしょう。蓮舟は春雪と仲良くなって茉莉花のことを聞き出せば執筆がはかどるかもしれません。超人すぎる内面が暴露されたら、茉莉花を危険視する人が出るでしょうが。作中の茉莉花官吏伝も読んでみたいものです。2024/06/15