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出版社内容情報
美しき廃墟のポストアポカリプス紀行、第3巻。
"宇佐"の元を目指す小夜、イサミ、カノコ。
3人は、"宇佐"の行く先を知る屋敷使用人ロボットと出会った。
ロボットは「ひとつ頼みを聞いてほしい」と、
小夜達を自身の仕える屋敷へ招待する。
【宝島社「このマンガがすごい!2024」オトコ編第6位の話題作】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
45
アポカリプス後の世界を描いた本作品、あまり秘密の開示はなかったが、エピソード毎に沁みるなぁ。庭園を整え続けていたヘンリエッタ。そして彼女が支えたお嬢様の選んだ世界への“循環”という道。さまざまな死生観、さまざまな生きざま。誰かのそれを、誰も否定はできない。受け入れるかどうかは別としても。そして新たなタイプの敵が小夜たちの前に現れた?圧倒的にカッコいい。129ページ見開きに尽きる!2024/07/29
ほうじ茶子
14
3巻。"断罪者"発生の地、そして兄弟たちと同じく結晶病に罹患しない宇佐という人を目指して再び壊滅した都市を行く小夜とイサミ&カノコ兄妹とクー。今回も旅の途中に素敵なアンドロイドとの出会いが…。お嬢様と彼女のひまわりを愛し続けるヘンリエッタ。それはもしかしたら、ずっとヘンリエッタと共にありたいと願ったお嬢様の覚悟なのかもしれないと妄想してしまった。宇佐の情報より工場へ立ち寄る一行。新たな型の"断罪者"と小夜に反応して開く工場の壁。壁にあるマーク。"大技連"って?小夜をうんだ丑三との関係は…最後の二人は誰よ⁈2024/08/29
ぐっち
13
3人での旅は続く。切なくて優しい週末後の世界。ヒマワリの話も好き。2024/09/14
にぃと
9
前半の時計塔、そして裏表紙の向日葵とヘンリエッタのエピソードはいずれも荒廃した世界でのロボットたちの純粋さが伝わるこの作品らしい内容。後半では久々の断罪者との対決、新たな謎、そしてパワーアップとこれからの展開につながりそうな内容。小夜ちゃんと彼女を産み出した丑三に関わるものもあり、単に目的地を目指すだけにはならなさそうな予感。これからの展開がさらに楽しみだ。2024/07/20
ぽへぽへ
5
Kindle。イサミやカノコとの旅の中で主人が亡くなった後でも主人を「想う」ロボットたちと出会う。優しくて哀しくて静寂な世界観がいい。謎は深まるばかりですが、断罪者たちのあの造形は人間が作ってるようなー。2024/07/21