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出版社内容情報
幼なじみの兄ちゃんは、どうしようもないクズで、その上死にたがり。
何度も、何度も、何度も。離れたいと思っているのに。
兄ちゃんといたら、幸せになれないことなんて、わかってるのに……。
どうして俺は離れられないんだろう。
他5作を収録。
各々の愛のカタチを描いた、優しくも哀しい珠玉の短編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろねこ文学
4
冒頭の作品「致死量の幸福」は衝撃だった。このどうにもならない相手への思い。逃れられない人間の業ともいうべき愛情とも欲望ともいえる思いに人は振り回されるんだなあ。それが支えになることもあるというね、愛の形はいろいろだと感じた。「目には目を」の三つ目の女の子とお友達の話も同じように衝撃とともに納得を覚えた。破滅の予感とともに寄り添ってくれる他者の存在。それが良いのか悪いのかはわからないけれど。ポンコツアンドロイドのお話はじ~ンと来た。人はみな他者を必要として補い合い寄り添って生きてゆくんだなあって感じました。2024/06/12
たけのこ
4
るう1mm先生の短編集ですね。 BLや百合なんかもあり、すごく短い作品なんかもあります。この表現がただしいかちょっとわからないのですが、読む人によってハッピエンドなのかバッドエンドなのかわかれる、いわゆる「メリバ」っぽくて、かつ結構、刺激的な短編がならんでいます。2024/06/19
めがはーと
0
安定感ある2024/11/10