出版社内容情報
NHK Eテレで放送中の「偉人の年収 How much? お金を切り口に半生をたどると偉人の生き方が見えてくる」。
織田信長、野口英世、樋口一葉……古今東西の偉人たちは教科書や歴史書のなかでその偉業や地位で語られることは多いが、今に生きる我々にとってはとても遠い存在のように思える。
「年収」という数字に置き換えることでその仕事や暮らしぶりは、リアルに身近に見えてくるようだ。
困窮を極めていたり、お金に無頓着だったり、地位とともに年収爆上がりだったり…。
読んで偉人の人生を追体験し、その年収を知ることで現代に生きる我々の社会や経済とも脈々とつながっていることに気づく、歴史とお金と人生を知る1冊です。
【目次】
■戦国時代を生きた偉人
織田信長
豊臣秀吉
徳川家康
■好きに一直線!オタクな偉人
平賀源内
牧野富太郎
■晩年に活躍した偉人
伊能忠敬
三井高利
■日本の紙幣にまつわる偉人
樋口一葉
野口英世
津田梅子
葛飾北斎
内容説明
お金を切り口に半生をたどると偉人の生き方が見えてくる!
目次
第1章 戦国時代を生きた偉人(戦国大名・天下人 織田信長;戦国武将・天下人 豊臣秀吉;戦国大名・天下人 徳川家康)
第2章 好きに一直線!オタクな偉人(マルチクリエーター 平賀源内;植物学者 牧野富太郎)
第3章 晩年に活躍した偉人(測量家・天文学者・地理学者・商人 伊能忠敬;商人 三井高利)
第4章 日本の紙幣にまつわる偉人(小説家 樋口一葉;医学者・細菌学者 野口英世;教育者 津田梅子;浮世絵師 葛飾北斎)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えみ
49
錚々たる面々が今、記録に残る年収を曝け出す!お金の価値は人の価値、なんてことは絶対ないけれど、当時彼らが世の中にどう認知され、どう才能や運がお金として還元されていたのか。は気になるところ。やはり偉業を成し遂げた人達のお金事情…気になる。さすがと言うべきか。納得と言うべきか。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三人は稼ぎ方が桁違い。だけど使い方も其々知恵とパフォーマンスを兼ね備えた基本ギャンブラーな散財の仕方。人心掌握に長けた彼らだからこその生きたお金に見えた。他に記載の人達は意外に実力と離れた年収で驚いてる。2024/04/17
Tatsuhito Matsuzaki
7
NHKのEテレで放送された同名番組を書籍化。 戦国を生きた三英傑をはじめ、オタクな偉人、晩年に活躍した偉人、紙幣にまつわる偉人ら11人の人生&功績と、主に絶頂期の年収を算定。 演出が楽しい番組ですが、放送された11回分を短時間で読了出来る手軽さは書籍ならではですね。 #織田信長 #豊臣秀吉 #徳川家康 #平賀源内 #牧野富太郎 #伊能忠敬 #三井高利 #樋口一葉 #野口英世 #津田梅子 #葛飾北斎 #今日の一冊2024/05/30
☆ひとこぶラクダちゃん☆
4
偉人の゙年収と、富の築き方などが書かれています。特に気に入ったのは、「豊臣秀吉がお米の商売で財を成している」ところです。お城建設には必要ですものね。2024/05/05
乱読家 護る会支持!
1
歴史上の偉人の絶頂期の年収(現代に換算して) 織田信長 471億円 豊臣秀吉 660億円 徳川家康 1050億円 牧野冨太郎(植物分類学) 121万円 伊能忠敬 4000万円 樋口一葉 3000万円 野口英世 3800万円 葛飾北斎 96万円 やはり、戦国武将で天下を取った人たちはすごい(笑) 明治維新で活躍し、明治政府を作った人たち、伊藤博文や西郷隆盛。 逆に倒された側の徳川慶喜や井伊直弼の年収も知りたかったな。2024/08/04