出版社内容情報
毒母親のせいで対人恐怖症になり、地方のコミュニティラジオ局「FMマナカ」の局長を務める叔父の家で引きこもっていた桃音(大学休学中)。そんな生活も、偶然に偶然が重なり一変! FMマナカの人気パーソナリティRYOTAに「声」を見初められ、「薔薇園檸檬」という名でパーソナリティ・デビューすることになっちゃって…!? 「独りぼっちになるためにも、一人ぼっちにならないためにもラジオは在る」――心震わすコミュニティラジオ局ストーリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
20
毒母親のせいで引きこもってしまった女子がひょんなことからコミュニティFMのパーソナリティとなる話。 ラジオの話なので読んでみたが、「ひきこもりの社会復帰」的な側面が強く出ていて、よく言えば繊細、悪く言えば湿っぽく辛気臭い。 快作「波よ聞いてくれ」のように、ラジオであることの面白さをどれだけ前面に出せるかが鍵だろう2024/07/30
ホシナーたかはし
13
「どうかこの声が、あなたに届きますように」「波よ、聴いてくれ」の返答漫画。諸事情で引きこもりになった桃音がラジオのパーソナリティになっていく話ですが、展開に無理が無いところが良い。引き込まれたところで次回へ、早く続きを出してくれ2024/04/19
くろねこ文学
8
引きこもりの主人公がFMラジオのパーソナリティーになるお話。主人公桃音は毒親の母親にバイト先に凸られ対人恐怖になってしまうが、ラジオ配信を通して自分を見つめたり人間関係を広げたりして成長してゆく。じつは、桃音ちゃん、対人恐怖症で引きこもりだけど、素の性格はわりとコミカル。突っ込みの雄叫びとかけっこう笑えてじわじわ来た。主人公以外の登場人物が色々持ってて、今後が興味深い。あと、PNねこ最強の正体も気になるな。純粋にラジオの現場も興味深くて、じっくりゆっくり読んでしまったぞ。うむうむ。2024/04/20
watakichi
4
毎日一日の最後にラジオを聴く生活をしてます。 波よ聞いてくれが大好きですが、ラジオをテーマにした作品があるということなので読んでみました。 ラジオと漫画 相性いいんじゃないかな? ・登場人物の数は必要以上に多くなくていい ・漫画の題材になるエピソードがそろっていればいい 波よ聞いてくれ のほうはだいぶ壮大になっちゃったけど、日常的な何かを積んでいくようなストーリーで続けてくれるといいなと思います2024/06/10
KUU
4
ラジオパーソナリティ。普通のお仕事ものなので、なんとも。他人と喋れないのにイケメンとは喋れたり、ヒキコモリでも初回からちゃんと放送できたりとかは、今風か2024/05/12