四十一人の仇討ち

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093876391
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

赤穂浪士の討入りより遡ること三十年。江戸浄瑠璃坂上に建つ邸に、元宇都宮藩家臣の一党が攻め入った。泰平の世に生きる侍たちの、血を洗い合う戦いの軌跡。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あかんべ

4
この前長篠城に行ったがあの奥平さんの子孫がこんな事件を起こしたとは、反省のない隼人に腹立ち、諫めない半斎にもはらがたった。死に場所を探すごんき泣き面が哀れ。2013/03/27

月夜

3
仇討ちの準備をしているうちにそれぞれ考える。何のために自分は 命を捨てようとしているのか?と 武士は 死に場所を求めて 卑怯者と言われないために 主君のため。そのように育てられたら ほかの考え方はないと思う。 教育とは ほんとうに恐ろしいものだと思う。生き残りが島流しだったのはせめてもだと思った。この30年後の大石内蔵助の討ち入りでは 全員切腹を申し受けている。世界各地で起こる自爆テロについても 教育と関連付けて考えてしまう。本の感想を広げすぎか。2013/11/03

小町

3
知ってる土地が舞台だと嬉しいですが、そのマイナーぶりに人気がでないであろう作品(笑)読みやすい活劇でしたが、まさに、作中何度も語られるように、大義があるのか疑問な仇討ち。今ならサラリーマンの喧嘩ですむのに、武士は難儀やのう。2012/04/02

mitsuru1

3
大石内蔵助が参考にしたという浄瑠璃坂の仇討の話です。これは藩内の内戦という感じで、いわゆる仇討とは少し違うのかも。2010/03/28

ちゃこ

2
高橋義夫『浄瑠璃坂の仇討ち』と同じ題材を描いた作品。歴史に詳しくないので分かりませんが、こちらの作品のほうが、史実に近いのかも。二つの仇討ちを絡めて書いているのが面白い。作中でも語られるように、大義ではなく私闘と利による討ち入りだと感じた。読み終えて虚しい気持ちになった。2013/09/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/350768
  • ご注意事項

最近チェックした商品