青騎士コミックス<br> あっかんべェ一休〈第4巻〉

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青騎士コミックス
あっかんべェ一休〈第4巻〉

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  • サイズ B5判/ページ数 352p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784047377707
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

出版社内容情報

とんちで知られる一休宗純。
その人生は波乱にみちたものであった。
将軍、天皇、僧侶、侍、民衆…さまざまな身分の人間の思惑が混ざりあい、混乱を極める室町時代。
高貴な身分でありながら出自を隠し、真剣に悟りを目指す一休宗純は迷いながら懸命に生きる。
矛盾と不条理と苦しみに満ちた世間のなかで、どのように生き、そして死ぬのかを考えるきっかけとなる傑作。
アングレーム国際漫画祭遺産賞を受賞し、世界からの評価が高まる坂口尚。
その遺作となる本作は、日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した幻の作品。
大判かつ高精細な印刷で、人生の指針を与えてくれる本作をお楽しみください。
第4巻で描かれるのは、老境の一休。死を目前とする老いた肉体と精神の全記録。

内容説明

混迷を極める室町時代の日本。幕府の権勢は衰え、ついに応仁の乱が始まる。我欲が為に人と人が殺しあい、力こそが物を言う戦国の世はもうすぐそこまで来ていた。戦乱の中、一休は各地をさまよい暮らしながら人々と交わる。繰り返される出会いと別れ。老若男女、身分を問わず多くの者が一休を敬愛し、その人柄を慕う。彼の追い求める悟りの道は余人には優しい救いでもあり、厳しい問いかけでもあった。わび茶の創始者である村田珠光や世阿弥の教えを受けた能役者の金春禅竹といった新しい文化を生み出す偉人たちも一休に興味を持ち、親交を深める。一方で、一休と対立していた養叟は大徳寺の住持となり、天皇からも認められる高僧となっていた。けれども埋めようのない寂寞がその心の内から離れることはなかった。自らの不毛な人生を振り返りながら養叟は世を去っていく。最晩年の一休は旅芸人の森女と出会う。僧侶という身分でありながら彼女と心と体を通わせて愛を育む。しかし避けがたい死の気配がついに一休にも訪れる。たとえ異端や風狂と思われたとしても、誰よりも真剣に真っすぐに仏の道を歩んだ男の一生涯、その思想、その祈りがここに描かれる。日本漫画家協会賞“優秀賞”作品。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さっちも

17
仏教国って案外少ない。インドでは階級を解放するはずの仏教は根づくことなく、カースト制度がつい最近まで幅を利かせていた。人はありもしないものをあると思いこんで縛られて生きる。本能が壊れて、知能で生きるのだからしかたないのだ、程度の差こそあれ免れない。この腹で理解するのが極端に難しい仏教という宗教?思想?哲学?自分の価値観を一旦消去しないと受け入れがたく、支配者層にしてみれば寝た子を起こしかねない危険な思想だと思う。この本にあるように民衆に分け入って実践で説き伏せていこうとしたかは疑問。一休の居た大徳寺には2025/01/09

コリエル

8
完結。悟りを得ては道にある石ころのような煩悩に足を取られて煩悶し続ける一休だったが、その表裏一体こそが人の生であると。臨終の言葉が死にとうないであったと伝えられるのも彼らしい人を食った様で、らしくて良かった。この作品を子供の頃に読んだ時よりは彼の思惟について少しは理解出来たような気がする。2024/11/08

KDS

3
「煩悩の中に悟りあり!悩みがなければ悟りもない。苦しみがなければ楽しみもありえない。哀しみがなければ喜びが何かもわからない!葉の裏表のように張りついている一方を捨てさることなど出来はしない!これが生だ!これが生きるということだ!!」これこそ一休が「気づいた」という真理。そう、実は真理とは当たり前のことだったのだ。多くの人々がそのことに気づかずに生きている。様々なものに縛られがんじがらめにされてしまう世の中で、人はもっと自由な存在であっていいはずなのではないだろうか…ということに気づかせてくれた作品だった。2024/02/23

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