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出版社内容情報
ごくごく普通の小学生・マモルの前に奇妙な生き物・モルモルが現れた。
「魔法少女になって世界を救ってよ!」
「いや、オレ男だけど」
魔法少女に間違われて契約を結んだ普通の男子小学生マモルの
日常を描く『魔法少年マモル始まらない!』。
突如、超能力が使えるようになった4人の男子高校生の友情物語、
『俺たちの非日常はこれからだ!』
などを含む、全7本を収録。
『ヒナまつり』『J⇔M ジェイエム』の大武政夫が描く、笑いとペーソスの作品集!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムッネニーク
72
55冊目『異世界発 東京行き』(大武政夫 著、2023年10月 初版/デジタル版、KADOKAWA) コメディ漫画家・大武政夫の短編集第2作。著者の得意とする「可愛らしい絵柄で繰り出すブラックかつオフビートなコメディ」は本作でも遺憾無く発揮されている。中にはブラックユーモアを通り越してほとんどホラーになっているものもあり、特に祖父と孫の入れ替わりコメディ「じじいと孫」のオチはなんとも言い難い読後感である。 奇妙で狂った物語の数々には大いに笑わせてもらった。 〈一緒に住むのは ないよ〉2024/04/18
オレンジメイツ
18
ジャケ買いの漫画。ギャグのバランスが絶妙でふふっとしながら、はまっていました。2023/11/03
s_s
17
世紀末版の『ハクメイとミコチ』という、怖いもの知らずな作品まで収録した短編集。夜道には気を付けた方がいいかも笑。「俺たちの非日常はこれからだ!」を「テラン」で初めて読んだ時は、久々の大武政夫作品に喜んだ記憶があるが、それ以外の読み切りもこの1冊に纏められているので、何だかお得感がある。中でも「魔法少年マモル始まらない!」は特にシュールで好み。戦いは続くけど、本当に何も始まらない。ニワトリ小屋のシーンで大爆笑した。。2023/10/14
くろねこ文学
11
大武先生の短編集。「ヒナまつり」からのファンです。本作品でも、独特のじわじわくる笑いが盛りだくさんで、ホント、ニヤニヤしながら読みました。最初の河童の話のオチなんかは、もうめっちゃじわじわくる大武節全開で大好きです。いろんな短編もっと読んでみたくなりました。2023/10/14
みやしん
10
作者お得意のブラックコメディ。真面目な者が馬鹿を見るが真面目に振り切れないとやってられない。魔法少女のマスコットがいかに地球の常識に精通しなければならないかを教えてくれる。2024/05/12