出版社内容情報
レスティア大陸の勢力図は、大きく塗り替えられた。
これまではリフェリス王国と神都ディルアーゼルによって二分されていたが、今ではそのどちらも覇権から遠のき、突如現れた魔物の国に譲る形となった。
領土を安定させたエステルドバロニアの王カロンだが、彼は頭を抱えていた。本来なら魔物の天敵であるはずの勇者スコラからのラブレターの山を前に。
カロンは悩んだ末、スコラを城に招くことにしたのだが――。
最弱の人間と、彼に付き従う魔物たちの物語、第5弾!
内容説明
レスティア大陸の勢力図は、大きく塗り替えられた。これまではリフェリス王国と神都ディルアーゼルによって二分されていたが、今ではそのどちらも覇権から遠のき、突如現れた魔物の国に譲る形となった。領土を安定させたエステルドバロニアの王カロンだが、彼は頭を抱えていた。本来なら魔物の天敵であるはずの勇者スコラからのラブレターの山を前に。カロンは悩んだ末、スコラを城に招くことにしたのだが―。最弱の人間と、彼に付き従う魔物たちの物語、第5弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nas
4
ヴァーミリアパーティーは結局が何考えて動いてたのか分かりにくいな。今の流れだとこれまでやってきた話を新しい三国でもう一回やる流れになりそうだけどちょっと長いなそれは。それでも次でなんかガラッと変わるのか2023/06/21
なぎ
1
着々と頭角をあらわすエステルドバロニアによってレスティア大陸の勢力が大きく塗り替えられていく。それに伴い勢力間の関係が複雑化して面白さがパワーアップしている今巻。前半はカロンのお忍びもあってほのぼのとした雰囲気。初登場の散々紗々羅は頼もしい兄貴分といった感じでカロンとの会話を楽しんでる所が微笑ましい。中盤から後半は式典をぶち壊した敵を徹底排除で宜しいでしょうか(ぇ)せっかく表紙にもいるのにアルアの扱いが···、それに比べてスコラさん自由(笑)次回はアーレンハイト戦、ヤバそうな聖女にどう打ち勝つのか。2023/06/06