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出版社内容情報
女子野球ワールドカップ日本代表のトライアウトに合格した恵と愛。
世界へと果敢に挑むふたりの“めぐみ”が出会うのは、国や文化は異なれど、自分たちと同じくひたすらに野球を想い、打ち込む“女性たち”の姿――。
『銃座のウルナ』で第21回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した鬼才・伊図透が描く、白球に恋い焦がれる“私たち”の、ありったけの女子野球漫画、第3巻。
※“(go for) all the marbles”は「いちかばちかやってみる」「すべてを懸ける」の意。
●伊図透 ビームコミックス好評既刊●
[銃座のウルナ]全7巻
[分光器 伊図透作品集]
[ミツバチのキス 新装版]全2巻
[おんさのひびき 新装版]全2巻
[辺境で 伊図透作品集]
●コミックビーム 公式ツイッター●
@COMIC_BEAM
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かっぱ
30
草吹恵の一球ごとに魂を込めたすさまじい投球。試合に勝った負けたという結果以上に、その球の勢いで切り開く光ある未来がある。パイオニアには常に孤独がつきまとう。たとえマウンド上では孤独であっても、そこから降りれば仲間が待っていてくれる。皆で切り開く未来が待っている。あの空のように、どこまでも遠くへ。2023/02/10
ぐうぐう
24
「みんな思い出してみて 私たちが野球をする困難さを ここにいる誰もが見てきたはずだ 野球を諦めていった同僚たちをーーーー 私たちは彼女たちに対する想像力を持つがゆえに資格がありーーーー ゆえに責任がある! その上で!ーー その上で想い描いてほしい! これから野球と出会う少女たちの姿を!」女子野球ワールドカップ決勝を前に監督の設楽は、女子野球の歴史を背負い、未来に繋がるプレイをしてほしいと選手に檄を飛ばす。かたや「ただプレイするーー野球が望むのはそれだけさ」とミリガンは米チームのエースに告げる。(つづく)2023/01/28
Ex libris 毒餃子
6
WBC前に読み返したい。2023/02/22
もだんたいむす
4
美しい漫画。投手の一挙手一投足が惚れ惚れするほどに美しい。2023/04/01
さとさとし
2
3巻で、女子野球の最高峰であるワールドカップ決勝って、なんてテンポ。全然気づいてなかったが2012年の設定らし。ということで舞台はカナダのようだが、移動シーンとかは一切なし。一巻飛ばしたか?って思った。 女子が未来のない野球をすること、草吹のハンデについて、などなどの野球の外の物語が描かれていて、新しい視点野球漫画、でも野球シーンのよさは本物。とにかく素晴らしい。 今後、どういう展開になっていくのか楽しみ。2024/04/28