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出版社内容情報
大蛇が僧侶を嫌う理由――それは大蛇の体が黒かった時代にさかのぼる。
梅の木の下で出会った魅力的な少女・キヌに老いた黒蛇は惹かれていき……。
現在の因縁につながる大蛇と少女のもうひとつの物語!
一方、ミヨと大蛇の関係は、種族の違いを受け入れてまた一歩「夫婦」に近づいていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
16
蛇に喰われた方がマシな人生だった娘と、娘を過酷な人生から救うが故に食べた蛇、そして邪に思いを寄せていた娘を蛇に奪われ逆恨みで呪いをかける僧侶。三者の思いはそれぞれが自分の次の世代へと引き継がれ、物語の続きを紡ぐ。違うのは蛇は愛するものを絶対に食べないこと。このペンタッチは電子書籍で読むのはもったいない。ページをめくる紙の触感と共に味わうべし。蛇が娘の里帰りに同行するとか、宿敵を食べた蛇を娘の弟が「カッケー」と賞賛するとか、いや、もう最高ですね。2022/10/15
マツユキ
13
大蛇と僧の因縁話と、大蛇も一緒のみよの里帰り。「食う」の印象が違う2つのエピソードです。今度は悲劇で終わらないように。蛇と娘が尊い。2022/10/16
澤水月
7
大蛇の過去(前世)が描かれる。女性が艶っぽい絵で佳き。キャラが増えても読みやすい。とにかく蛇の描写がしっかりしてる2022/12/18
きのと
3
面白くなりすぎだはいいなぁ。たぬき良いスパイス2022/10/23
saaaa
2
すごい。よくある異種ものとは、書いててよくある異種ものとは?って思った、単に設定だけを違う動物にするやつ、とは違ってめちゃくちゃ考え方もそもそも違うしそこは違うままだ。人を食べる。ラブコメのような明るさとダークさが入り混じっててくらっとする感じにすごい。2023/03/17