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出版社内容情報
文治と過ごす日々の中で、これまでになかった気持ちが姫子の胸に芽生え始める。「嬉しいのに、大好きなのに、文治さまから目を逸らしてしまう」。晩秋の訪れと共に、ふたりは初めてのすれ違いを体験するが……。
18歳差の大正純愛譚、待望の最新刊! 5本の連作からなる【秋の嵐】シリーズほか、女中のこま子や文治の“年上の部下”六さんといったサブキャラクターたちの意外な一面も収録。文治の幼少期のエピソードも語られます。物語が色づき、深まっていく第四集!
そして第四集と同時発売の『長蔵ヒロコ作品集 壱の蔵』に、『煙と蜜』読切版を収録! 2016年に発表されたこの2本の読切は『煙と蜜』の連載化を決定づけた作品。掲載誌は長らく入手困難となっていましたが、今回ようやく単行本化を望む声にお応えすることができました。ぜひ第四集といっしょにお楽しみください。さらに『長蔵ヒロコ作品集 壱の蔵』では『煙と蜜』のポスターが当たるプレゼント企画も実施中。お見逃しなく!(紙版のみの企画となります、ご了承下さい)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くたくた
55
いやもう。尊いっす。今回も文治さんの魅力ダダ漏れ。文治サン3人兄弟の長男なんすね。お兄ちゃんったら、澄んだ目が美しいったら。第四集では文治さんの弟が登場。なかなか良い味を出しておられる。なお、文治さんの故郷は東京であるようだ。いよいよもって、姫子さんの成長が待ち望まれる今日この頃。12歳でアレって、ちょっと幼すぎるでしょ。早く乙女にな〜れ!
ネムコ
51
今度もかわいいお話でした。姫子ちゃんも恋する乙女なんですねぇ(ニマニマ)。コートを着ている所作だけであんなにカッコいいなんて、文治様も罪な男ですな。次巻も楽しみです。2022/12/30
Nyah
48
十八歳差の大正純愛譚。文治さまにお会いすると、とても嬉しいのに、恥ずかしくって文治さまから目を逸らしてしまう。でも「恥ずかしさに負けて文治様を見逃すなんて悔しいです‼︎」『カチューシャの唄』😊 姫子ちゃん可愛いすぎる。外套にサーベル挿す文治様が素敵すぎる。悶絶します。2022/12/23
どあら
45
妹から借りて読了。愛知県名物の鬼まんじゅうは秋のさつまいも収穫時に作りますが、美味しいんだけど砂糖の量も半端ないから体重増加にご注意を!!2023/01/19
かおりんご
25
再読。隅々までじっくりと。文治様の考えは、上に立つ人として、素晴らしい。いいところを見せたいというのも、いい!文治さんは文治さんで、「こんなおっさんと結婚なんて可哀想に」と思っていそうだし、姫子ちゃんは姫子ちゃんで、「大人じゃないのが申し訳ない」と思っていそう。そんな二人の想いが、またいい!2022/12/15