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出版社内容情報
とある山中――幼い姿をした龍は、美しき雌虎に捕らえられた。
獲物と捕食者の関係だった二匹は、奇妙な縁から一緒に旅を始める。
千年生きる龍と、20年も生きられない虎。
旅の目的は、寿命の異なる二匹が、ともに生きていく術を見つけること――。
圧倒的な表現力で綴られる、壮大な異類ファンタジー絵巻。
2022年8月の1巻発売後、即重版が決定した話題作!
虎と龍の関係が次第にやわらかく変化していく、転機の第2巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のれん
14
ついに互いの名前が判明。というかあのシーンをやりたいがために引っ張ったんだろうなぁと。 執着しつつもその感情に名前をつけないで必死になるところにエモさが出てるわ。ちょっかい出してくるヤツらも湿度高いけど、主役ほど面倒くさくないよな。 てか白麗はマジで毒飲まされて閉じ込められたのはウケル。それを助けたチャラ男くんとかファインプレーしかしてないのに一切報われんのはしゃーないけど哀しい。 母と息子であり、姉と弟であり、男と女でもある。エピソードごとに変化するつまみ食いともいえる関係は、不純ながら美味しいものだ。2022/10/23
歩月るな
13
動物の滑らかな動き、究極的に言葉の無い世界がパラレルに描かれる事で、まま正解として受け取っているプロセスが、事実かどうかという曖昧な部分は常に付き纏っている。それこそがこの作品の幻想性の肝だ。然もあり、漫画として「読む」情報量が極端に少ない分、其れ以上に語る表情(動物にもある)が、果たして表面上の記号通り受け取っていいものやら、正しく読み取れているのやら、ただ冒頭からもう一頭の龍の出現とその御供たちの背景、提示される情報が非常に苦しくなる重さ。まあ、作者様の癖(ヘキ)を浴びるのが真当な楽しみ方であろう。 2022/10/24
半熟タマゴ@コミック
5
お互いの名前を知り関係が深まる虎と龍。白麗は碧童のこともう獲物とは思ってないですよね。二人の行く末を最後まで見守りたい。続きも楽しみ。2022/12/29
くろねこ文学
5
い~や~エロス💕今巻押し倒すシチュエーション多いぞ‼️ショタ龍のツンデレ具合も相変わらず胸に突き刺さるし、新登場の鷲が龍の顔を太ももに挟んで蹂躙するとことか超エロいです😭 独特の官能的世界がたまりません👍✨ 虎、ついに母性に目覚める⁉️…が、ショタ龍に意地悪されてイラッとするってイチャイチャは健在‼️新キャラの龍と鷲がSとMの関係で、ちょっといろんな性癖が多方面同時攻撃されてヤバいー😭2022/10/17
もだんたいむす
4
良かった!龍が毒だと分かり、謎の女の子(作中で察しはつくが、巻末のオマケ漫画で関係を明言するのちょっとな……)が出てきて先が気になる。2022/10/16