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出版社内容情報
ダミアンが屋敷を発ってから数日、ロニーはいままでとは打って変わって自堕落な日々を過ごしていた。魔法を使えるようになったのはいいものの、このままでは力を制御できず誰かを傷つけてしまうかもしれない。そんな恐怖から研究に身が入らなくなっていたのだ。そこでロニーは相談と報告を兼ねてセイリュウに会いに行くことに。しかしその道中、突如現れた暗殺者たちに襲撃されてしまう! 重傷を負いながらも命からがら逃げ出し屋敷へと戻るロニー。だがそこで彼を待っていたのは、ニヤニヤと不気味に笑う"自分と同じ顔の男"で――!?
内容説明
ダミアンが屋敷を発ってから数日、ロニーはいままでとは打って変わって自堕落な日々を過ごしていた。魔法を使えるようになったのはいいものの、このままでは力を制御できず誰かを傷つけてしまうかもしれない。そんな恐怖から研究に身が入らなくなっていたのだ。そこでロニーは相談と報告を兼ねてセイリュウに会いに行くことに。しかしその道中、突如現れた暗殺者たちに襲撃されてしまう!重傷を負いながらも命からがら逃げ出し屋敷へと戻るロニー。だがそこで彼を待っていたのは、ニヤニヤと不気味に笑う“自分と同じ顔の男”で―!?異世界科学ファンタジー第2弾!特別書き下ろし短編「猫とメイド」。
著者等紹介
ねぶくろ[ネブクロ]
第2回ファミ通文庫大賞優秀賞受賞。島根県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
6
自信が手丹れた力をまた暴走させるのではないかとロニーが悩む中、暗殺者に襲撃され冤罪を着せられる今巻。―――今、広い世界へ、何処までも自由に。 腐った家の悪しき策略に嵌められ追放の鬱き目に遭う中、自分で出奔する事を選んだロニーがダミアンの元へ身を寄せる今巻。主人公から全てを奪うと言う更なる追い込みの中に世界が広がっていく巻である。果たしていつの日か暗殺者達へのリベンジは為るのか。少しずつ彼の元へと結果が集い始める中、無双の始まりはいつとなるのか。王都での生活の行方とは。 次巻も須らく期待であるべし。2022/04/01
尚侍
5
ここまで魔法という現象を科学的視点という立場からアプローチした作品もなかなかなく、その意味で力作ではあるのですが、なんというか「魔法の教科書」を読んでいるような感じで、物語としての面白さが初巻と比べて薄れてしまったように感じました。今回は状況変化からの溜め回のような展開だったので、本格的に物語が動きだすのは次回からなのかもしれませんが、科学的視点からのアプローチの面を強くすると今回のような感じになりますし、それを弱くすると本作らしさが失われるように思うので、次巻はそのあたりのさじ加減が難しいと感じました。2022/07/03
ちくし
3
領主(父)に暗殺されかけたロニーはひっ捕まえとっちめてから、その地を離れ王都に向かう。しかしヒデー親だ!2022/04/11
菊地
1
持ち上げてから落とす、急転直下の展開がハードだった。2023/04/24
えりか
0
今回ドタバタな展開、新たな魔法の仮説から検証。 そして、なぜ我々は魔法が使えて、扱えるのか。誰もが不思議に思わないことをローレン(名前を変えてます)が不思議に思い始めてる。私たちも人間の仕組みを不思議に思うことがないけど、確かに不思議な部分があったり何で❔って思うこともある。2022/09/24