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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まろんぱぱ♪
65
秋田の地で、バードが出会うのは民族の文化の根源「家族」を紡ぐ婚姻。盗まれた花嫁、とは?家族の絆と父親の想い。やっぱり奥深い話です。原作?いってみようかなあ♪2021/05/07
アルピニア
57
前半3話は、秋田の結婚式に出席する話。嫁盗み、鉄漿付祝、宴席での野次馬など、種々のしきたりが描かれている。背いた娘の結婚を認めない父。バードさんの言葉には、日本文化の特色が的確に表されていて、中にいると見えない部分を突きつけられるような気がする。これは、バードさんの言葉なのか、それとも佐々氏の解釈も含まれているのだろうか。後半2話は、いよいよ蝦夷に向かう。しかし、悪天候に阻まれて危険な旅に。予定通り函館に到着できるのか・・。番外編は、パリ万博が開催された1867年頃に世界巡業した実在の曲芸師松井源水の話。2021/05/08
るぴん
39
レンタル。秋田で結婚式に参列することになったバードさんとイト。親に結婚を反対された者同士の「嫁盗み」という風習を初めて知った。駆け落ちと違って、盗まれても式は挙げるんだなぁ。本人達が望んで結婚して幸せになれば、お父さんと和解できる日もそう遠くないのかもしれない。2021/08/26
りー
37
激流を越えて、命がけで見知らぬ土地を旅するバード。手記を読んだときには感じなかった事を、絵を見て思う。40代後半といえば、どれだけ体力がなくなっているか。まして脊椎の病を抱えながらの旅。彼女をつき動かしたものは、一体何なのだろう?別の漫画で、同じように英国人がテュルク語圏を旅する物語(「乙嫁語り」)があるが、同じようなエネルギーを感じる。西洋のスタンダードに飲み込まれる際の国々。この国の無垢な姿を、私たちは彼女の目を通して知る。2021/04/16
ネムコ
27
今回、バードさんが出会ったのは、日本の婚礼。しかも親の意に逆らった駆け落ち婚。いろいろな風習があるものだ。2022/07/02