内容説明
素性を隠して占い師をしている公爵令嬢フォルテは、ある日冤罪をかけられ、「後宮の三貴妃から王子と妃殺しの黒幕を見つけろ」と王太子の側近から脅されてしまう！「失敗すれば牢屋行き」の窮地に陥ったフォルテが侍女に扮して後宮を探り始めると、謎の黒騎士アルトが協力してくれることに。しかし、やたら王宮に詳しい彼の正体は…！？
著者等紹介
夢見るライオン［ユメミルライオン］
大阪府出身。第２回ビーズログ小説大賞“優秀賞”を受賞して『王太子殿下は後宮に占い師をご所望です』を出版（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
菊地
3
側近のやり口が頭悪いのに強引過ぎてゲンナリしてしまった。あんなのが国の中枢（予定）で大丈夫なのか……2020/10/16
葉月
2
絵師さんで購入した一冊。題材は悪くないのに、個人的には良くも悪くもWeb産の小説といった印象でした。さくっと読める分、内容は薄い。謎解きも三貴妃を占う時点で犯人が読めるし、二人の恋も台本通りに流れるって感じ。そもそもアルトは魅力を感じる程掘り下げられてないというか。きゅんとする部分が特にないのは恋愛物として少々残念。フォルテも由緒正しい公爵家令嬢として途中までは育った筈なのに所々言葉遣いが気になる。所作が美しい設定ならその辺りも揃えてほしかった。好感が持てる主人公なだけに勿体ない。高星さんの絵は美麗でした2020/10/17
愛華
1
面白かったし、シンデレラ的な展開も良かった。絵師が素晴らしいので安心して読めた。ただ陰謀的な話は良かったが、謎解き部分がお粗末。三人の中の誰が犯人なのか。もうちょっと捻りが欲しかったしあっさり片付きすぎたのが勿体ない。フォルテの家を乗っ取った義理の家族含めて。後作者さんが仰られたようにヒーローとゴローラモの会話が良い感じに笑えて突っ込みが楽しかった。二人はくっついたけども、お妃になるまでの過程とかもっと読みたいと思いました。2020/10/19
レイン
0
漫画の続きが出そうにないので。 大筋の話はまぁそうなるだろうなぁという平和な展開だったが、どうやっても最後までクレシェンが好きになれないどころか、いっそザマァされてほしいくらい嫌いだったのでどうにももんやり。 全然有能じゃないのに自分は有能だと思っているところが本当に無理。殿下のためを免罪符に好き勝手しすぎてもはや犯罪者だと思う。 そもそも有能な側近なら公爵家の令嬢の顔と名前くらい覚えておけよ。いくら社交界デビューしてないって言ったってさぁ……。 ゴローラモのことは好ましかったのにな。2025/04/19
ツキ
0
★★★★★2022/09/20
