内容説明
父を殺め、国に背いた王女・ローズは、母・レイナ王妃を守るため、ドエム公爵の軍門に下った。戦争の気配が濃厚に漂う芸術の都『オリアナ王国』では、ローズとドエムの結婚が噂されている。結婚なんて絶対にさせない。たとえ親が許しても、僕が許さない。なぜなら…ローズが『覇王』になれば僕の『陰の実力者』プレイが捗るのだから!!!!!!!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
49
母親と教団幹部の婚約者が不倫してた。それを知らずに666番、元王女は母親を人質に取られ覚悟を決めて教団幹部と結婚を決意してしまう。それを許さないと言うシャドウ。そして、シャドウはピアニストのイプシロンの弟子として城に潜入。ドサクサに重要アイテムを教団幹部の懐から掠め取る。手癖が悪いな、、日本にいきなり行って内紛を解決したら。今いる世界に帰る。そして、色々な情報を手に入れるならと、、ベータが人を拉致ってきちゃった。HPにて加筆 https://www.kashiwa1969.online/?p=1502021/05/05
まっさん
38
★★★★ アニメ化も発表された待望の続編。今作の最大の魅力であるなろう色を前面に出しつつどこか癖になる面白さは健在であり、終始満足して読む事が出来た。今巻は前半と後半にそれぞれ大きな話を持ってきており、どちらもシャドウと周りのキャラとのすれ違いの様や彼の暗躍っぷりを楽しむ事が出来た。あとがきによると続刊するのに期間が空いた理由がここからweb版とは分岐したオリジナル展開を描くために筆が進まなかったとの事だが、これまでと比べて若干すれ違いの説得力が落ちたような気もしなくもないが十分満足出来るものだった。強→2021/02/28
オセロ
33
【超展開!】 母親の無事と引き換えにドエムと婚約したローズを救う為に如何に陰の実力者っぽく振る舞うかを考えるシドはいつものことでしたが、ローズと父親の絆にはグッときましたね。また、魔神ラグナロクとシャドウ、教団幹部のモードレットと七陰2人の戦闘は読み応えがありました。 そしてラグナロクを召喚する為に使用した黒キ薔薇の力でベータと共に荒廃した日本に戻ってきたシャドウ。魔獣とシドが前世に憧れた魔力が溢れる状況でも陰の実力者に徹するシャドウは流石でしたけど、ベータが連れてきたあの人物の活躍が楽しみです。2023/03/12
しまふくろう
31
続けて購入。絵はとても良い。 物語は元会長の母国の顛末と元の世界っぽい所の話。元会長の母親がダメな人だった落ちが凄くてドン引きだった。転生前っぽい世界は本当に元の世界なのか、今後も関わりがあるのか気になる。 ベータにデジカメの組み合わせは鬼に金棒というかアレに刃物というかで面白かった。 続きが楽しみ。2021/02/28
しゅり
26
アニメと少し違ってたけど面白かった2024/02/06