出版社内容情報
異母姉に嵌められ、十六という若さで処刑された女王クリスティアン。
それから十六年の月日が経ち、女王生誕祭に思いを馳せる少女が一人。
公爵令嬢ティアレシアだ。
彼女の従僕は囁く――「俺はいつまでお守りをさせられるんだ?」
そう彼女こそ、この美しき悪魔と取引をし、転生した元女王だった!
今ここに、転生令嬢と悪魔による復讐の幕が上がる!
第1回ビーズログ小説大賞優秀賞受賞作!
内容説明
異母姉に嵌められ、十六という若さで処刑された女王クリスティアン。それから十六年の月日が経ち、女王生誕祭に想いを馳せる少女が一人。公爵令嬢ティアレシアだ。彼女の従僕は囁く―「俺はいつまでお守りをさせられるんだ?」そう彼女こそ、この美しき悪魔と取引をし、転生した元女王だった!今ここに、転生令嬢と悪魔による復讐の幕が上がる!
著者等紹介
奏舞音[カナデマイネ]
『公爵令嬢ティアレシアの復讐―悪魔の力、お借りします』で、第1回ビーズログ小説大賞“優秀賞”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しまふくろう
20
表紙が可愛くて購入。挿絵も良かった。 物語は冤罪で殺されたヒロインが、悪魔と契約して真犯人に復讐する話。過去の事件の背景を探ったり悪魔対悪魔でバトルしたり盛り沢山なのが面白い。その反面、詰め込み気味で展開がばたばたしていたり、最後の罰が罪に対して軽過ぎたのがちと残念。 元婚約者の正体が、羊の皮を被った変態だったのには噴き出した。妹が独占してた愛を奪うためとはいえ、この変態と16年も夫婦をしていた姉の頑張りに敬意を表したい。2019/12/02
ひぬ
18
【読み放題】異母姉に嵌められ、即位四日のうちに処刑されてしまった女王クリスティアン。悪魔と取引をし、彼女は公爵令嬢ティアレシアとしての生を歩み始めますが胸に宿るは復讐の炎。女王となった異母姉に復讐するため、彼女は再び王宮へと舞い戻ります。やや盛りすぎなため、全体的にちょっと駆け足だと感じてしまいましたが、面白かったです。悪魔の影が薄く、復讐が主となったため恋愛要素も薄めですが、そこは次巻に期待。2022/03/05
三毛猫メリー
11
クリスティアンは女王に即位してすぐに姉のシュリーロッドに断罪され処刑される。彼女は悪魔の力を借りティアレシアに生まれ変わり復讐を企てる。......復讐譚としては、さほどスカッとしない。悪魔のルディが魅力的。22-212022/03/25
由貴
3
設定盛りすぎなのか妙にあっさりしてるというか、家庭もオチも消化不良。甘い要素を増やしたらしいけどとりあえずキスさせとけばOK、みたいな感じで萌えはなかったな。肝心の復讐についても協力者を得るシーンもさらっと終わってしまったし、困った時は悪魔の力でご都合主義という感じで面白さは感じられなかった2021/08/20
HASE, Moto
3
同じストーリーでも編集の方針次第で全然違う印象になるのだなという。ビーズログ文庫になっていた。ときめき、きらきら。 復讐と革命の荒々しさや血なまぐささがあるweb版も違った魅力があった。2度楽しませていただきました。ティアレシアのこれからが楽しみ。2019/12/11