出版社内容情報
珀陽に想いを告げられた茉莉花は、珀陽にとあるお願いをされた結果、二人で夜市に出かけることに!!
精いっぱいのおしゃれをして、まるで恋人のように珀陽と過ごす茉莉花だが、そこで探しものをしているわけありの異国人と出会う。
たちまち“皇帝”の顔に戻った珀陽から、茉莉花は「できる限りこの人に力を貸してあげてほしい」と密かに依頼され……!?
内容説明
珀陽に想いを告げられた茉莉花は、珀陽にとあるお願いをされた結果、二人で夜市に出かけることに!!精いっぱいのおしゃれをして、まるで恋人のように珀陽と過ごす茉莉花だが、そこで探しものをしているわけありの異国人と出会う。たちまち“皇帝”の顔に戻った珀陽から、茉莉花は「できる限りこの人に力を貸してあげてほしい」と密かに依頼され…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
66
いやー悔しいけど(?)やっぱり面白いシリーズだなあ!衝撃の展開な前巻から、叉羅国からの謎の客人により公私共に刺激される茉莉花と珀陽。茉莉花が、能力だけでなく心も成長して嬉しい。もっと幸せになっても良いこととその理由に気付けたのがとても素敵だった。けれど『その先』に幸せがないから…って割り切れるの茉莉花ー!?そして珀陽が言ったたった1つの方法、聞かないの?気にならないの…?と気になった。笑 あとがきにもあった、三歩進んで二本下がる2人と着実に一歩ずつ進む2人、とても良いな♡次回は叉羅国編が本格化!楽しみ。2021/05/04
すがはら
47
あくまでも真面目な発言が漫才になっている茉莉花かわいいです。うっかり巻き込まれないように逃げまくる春雪君も不憫かわいい。珀陽と茉莉花が堂々と一緒になれる未来がかなう方法って何なのでしょう。10年計画くらいの気長な話かと思っていたら、珀陽の口ぶりからするに次のサーラ国で茉莉花が手柄を立てられれば実現にぐっと近付く感じのようで、とっても気になります。ちょっと抜けた坊っちゃんかと思ったら案外したたかだったラーナシュもこの先楽しみなキャラです。2019/10/20
よっち
44
珀陽に想いを告げられた茉莉花の返事。珀陽にとあるお願いをされた結果二人で夜市に出かけ、そこで探しものをしているわけありの異国人と出会う第七弾。とっさの茉莉花の返事とか、薄々察する周囲の反応には苦笑いでしたけど、なのにお出かけでは精いっぱいのおしゃれをする茉莉花の乙女っぷりとか、あれはちょっと複雑過ぎて珀陽でも難しいですよw ラナーシュは思惑もあって冷静な感じでしたけど、とりあえず遠回りこそしたもののお互い真意も確認したし、成就するために頑張っちゃいそうな気がするのでとりあえず叉羅国編に期待ということで。 2019/11/17
はなりん
33
前巻ラストが珀陽の告白で終わっていたので、ワクワク読み始めましたが、茉莉花ちゃんの性格だとそうなるよね…、な感じの距離の取り方。でも、途中から新たな登場人物ラーナシュの影響で少し前向きに。3歩進んで2歩下がる感じの微妙な進展だけど、幸せな先がある感じなので今後に期待!そして、茉莉花はまた、他国へ赴く事に。どうなる事やら、続きが楽しみです。2021/10/31
dorimusi
25
サーラ国との話しの上巻って感じ。煮え切らないラブコメにあまり興味がないので内政成り上がりものとして読むとこの巻はサーラ国に出発するまでのプロローグって感じ。 2023/07/06