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出版社内容情報
圧倒的SFファンタジー、「選択」と「決断」を迫る運命の第24巻。「ルーン」と「マージ」、二つの星に暮らす、三つの異なる種族。
支配民族「カーマ」、奴隷民族「イコル」、そして原住民族「イムリ」。
四千年の時を超えた三種族を巻き込んだ戦争、世界の「明日」を決める戦いは、ついに最終局面へ。
血塗られた「賢者の宮殿」に、カーマ軍の新兵器が迫る。
窮地に立たされたイムリ達の眼前に現れたのは……?
三宅 乱丈[ミヤケ ランジョウ]
著・文・その他
1 ~ 1件/全1件
- 評価
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工藤さんちの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小鈴
16
うむ。ここまで読んできてようやく報われた。途中で投げ出したみなさん、ぜひここまで一気読みしてください。著者はpetのときから支配-服従関係をテーマにしているが、ようやく答えが出たようだ。星の魂を服従させようとするカーマは不妊に悩む。星の魂は支配できない。 2019/02/15
てんてん(^^)/
13
やっと、和平の方向へ進むのか。若い賢者様は傀儡かと思ってたけど、しっかりと自分を持って考えることの出来る尊い方だった。まだ、薄氷を踏むような和平の道のりだけど、上手く進むことを祈る。デュガロはまだ信じられないけど。それにしてもデュルクはまたお預けか。主、主人公なんですよね?2019/02/19
こっこ
6
発売日に旦那が買ってきてくれた。私が書店回っても 何故か置いておらず…。賢者が全てを知り、 その上で和平を望む。戦争はこれで収束するのか? 抗体を作り出す「合」の印の発動。チムリ、 ドンドン凄いことになってきたな…。2019/02/12
コリエル
6
被差別民イムリであったという生誕の秘密を知らされた賢者。そんな彼による簡潔かつ真摯な言葉が胸に刺さる。数千年の支配構造を破壊しようとする尊い言葉に、支配者階級にあったカーマの兵士たちも言葉を動かされるが、この作品が綺麗事だけで片付くとも思えないな。デュガロはまた改めて何か企んだようでもあるし、事態がどう推移するのか。2019/02/12
じぇろポーta
3
選択肢が与えられなければそれはただの服従だからです。おお賢者…!作中最大の策謀家であるデュガロが施した教育がこういう形で花開こうとは…。正直この展開にはちょっと涙が出た。しかしここで心動かされたように見えたデュガロがこのあとのイムリとの交渉でまたいつもの顔に戻るのがたまらない(笑)。果たして和平はなされるのかまだ波乱があるのか続きを速く読みたい。2019/02/20