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出版社内容情報
タラスとスミス、出会いの先へ…!中央アジアを舞台に、さまざまな結婚物語を描き連ねていく『乙嫁語り』。英国人の旅行者スミスは、旅の目的地アンカラでタラスと再会したあと、ふたたび旅を始めることに。それは、もう一度アミルとカルルクの住む地域へ戻る旅……。新たに手に入れたアイテム「写真機」とともに、スミスとタラスと、案内人アリの旅路が始まる!
森 薫[モリ カオル]
著・文・その他
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoshida
233
奇跡的に再会したタラスとスミスは来たルートを戻り英領インドへ向かう。トルコでの日々が中心の描写。静かな印象の11巻。タラスのスミスを探す旅路に、再婚相手の度量の広さを感じる。タラスの行動力はこの時代では稀有な例だろう。また、ブランコの楽しさがいきいきと伝わる。ベルベル人との交流もありトルコという国が様々な文化圏と接していることを実感する。最も好きだったのは「寒中歌」。季節の移ろいにより変わる人々の日常。我々が便利な生活と引換に失った、ひとつの豊かさの形が描かれていると思う。人々の暖かさを感じる作品である。2018/12/16
kazmimagica
158
アミルをはじめとする乙嫁たち、パリヤ、カモーラ、ティレケといった乙嫁候補たち、いずれもいい女たち勢揃いの中、強く、逞しく、健気なタラスは至高の乙嫁。情勢は予断を許さない中、一途にスミスを追い求めた姿にべた惚れです。2018/12/17
佐々陽太朗(K.Tsubota)
140
タラスの一途な気持ち。けなげで美しいことといったら・・・ もう何も言うまい。 ただ、二人の前途に幸あれと願う。2018/12/22
じょり
121
もうね、以前出てきた時は悲しそうな表情しかしていなかったタラスさんの無邪気な笑顔が見れたのが一番ですよ。2018/12/26
なっぱaaua
110
乙嫁語り。発売されるのが待ち遠しいコミックです。殆どがタラスさん&スミスさんの話。美しい絵。至福です。時計の話もこの時代この地域なら普通に有りそうで可笑しかったです。この後はタラスさんと共に前来た道を戻ってカルルクさんたちに会いに行くのでしょうね。乙嫁たちが大勢出てくるのが楽しみです。紛争の臭いを少し感じながらも、前に進む事を決めた二人。応援したい。ブランコのタラスさんの表情がとても素晴らしい11巻なのでした。2018/12/22