しんどいオカマのちょっと一杯いかがかしら？―人生の不安を解きほぐす、オトナのためのお悩み相談

ＢＳディム【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2018/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 272p／高さ 19cm
• 商品コード 9784047352834
• NDC分類 159
• Cコード C0095

出版社内容情報

SNSで人気の「西のオカマ」ことBSディムがしんどいお悩みに答えます！どうも、オカマよ。明るくないし強くもない、孤独な「しんどいオカマ」だからこそわかる、世の中の「しんどいお悩み」にお答えしたわ。

勤務先では管理職としてまじめに部下を指導している男性会社員。
しかしひとたびネオン街に繰り出せば、途端に腰を振りながらオカマ言葉を繰り出すオカマとなる。
SNSでフォロワー数78,000人超のそんな「隠れオカマ」ことＢＳディムが、オトナのさまざまな「しんどい」に答える珠玉のお悩み相談集。
電子書籍未収録分に加え、新規書き下ろしのお悩み相談も多数掲載。また、悩める隠れオカマによる逆お悩み相談も掲載。


読めばかならず誰かを抱きしめたくなる！




◇しんどいオカマのお悩み相談＝34問
◇ しんどいオカマの一問一答=108問
◇ しんどいオカマの逆お悩み相談＝僧侶・浦上哲也氏／異色肌ギャル・miyako嬢に聞く


BSディム［ビーエスディム］
著・文・その他

内容説明

勤務先では管理職としてまじめに部下を指導している男性会社員。しかしひとたびネオン街に繰り出せば、途端に腰を振りながらオカマ言葉を繰り出すオカマとなる。ＳＮＳでフォロワー数７８，０００人超のそんな「隠れオカマ」ことＢＳディムがオトナのさまざまな「しんどい」に答えるお悩み相談集。電子書籍未収録分に加え、新規書き下ろしのお悩み相談も多数掲載。また、悩める隠れオカマによる逆お悩み相談も掲載。

目次

第１章　今夜はエールで軽く一杯
第２章　今夜はシャンパンで乾杯
第３章　今夜はマティーニでほろ酔い気分
第４章　今夜はスコッチをもう一杯
第５章　最後の夜はテキーラで
しんどいオカマの逆お悩み相談

著者等紹介

ＢＳディム［ＢＳディム］
勤務先では管理職として部下を指導している男性会社員。日々ＳＮＳに吐き出し続ける悲哀に満ちたつぶやきが多くのフォロワーから支持を得て、「しんどいオカマ」として人気者に（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よしじ乃輔]

営業課の係長として仕事をこなし見た目はオッサンというディムさんは、自称ブスで明るくもなく強くもない凡庸な凡人だとか。時に自身や友人の話を良い具合に面白おかしく落としこみながらの回答に地頭とセンスの良さを十二分に感じます。ダメな自分や容姿の悩み、他人との比較、自分の存在価値などこんな明晰に回答もらえることってないんじゃないかなと。社会人と同性愛者の経験が半端なく活かされた一冊。女子高生からの悩みに「なんで女子高生だったことのないアタシの回答が役にたつと思ったのよ」というセリフなど結構笑った箇所多し。

2024/09/16

[jinya tate]

audible版　朗読は酒井敬幸さん。バリトンボイスでとても素敵な声よ。本物のオネエかと思うほどの語り口。きっとたくさん練習したのね。相談は決して相手を責めたり叱ったりせず、自分の経験をギャグにしたり反面教師にしたりして、回答していくの。相談する人も安心して相談できるわ。 本で読むのもいいけれど、朗読で聞くのもいいわね。この本は酒井さんの朗読だったから楽しめた、というのが本音よ。

2023/02/17

[マコ]

ゲイに恋をしてしまってしんどい？の『彼女はアタシの価値観や気持ち、彼女と築いてきた関係を奪おうとしなかった。「付き合って」と言わないのは愛情だった』が良かった。決して相手を否定せず、自然に別の視点を見せることができるのに、本当にリアルで誰かに相談しているような錯覚を覚えた。解決した感があまりないことも、相談後の相談者の考えを尊重しているということのように思う。

2019/01/07

[ほじゅどー]

★★★ オトナのためのお悩み相談。SNSでの他人の幸せアピールに腹が立つ。元気で明るい女がモテる世の中が憎い。自分がブスかもしれない。失敗が辛く、ポジティブになれない。友だちが少ない。メンタルが弱い。不倫を続けて3年になる。親と仲が悪い。誰も愛せない。生きる理由が見当たらない。大切な人の自殺を受け入れられない。芸術家で、自分の存在価値が分からない。など。

2022/08/18

[YUYU]

自信とは「自らに非難の言葉を浴びせない」ということで身につくのではないかと思う。 隠れた良本である。

2019/04/13