出版社内容情報
国の危機を救うため、王妃が家出!? 最愛の妻が消えた時、夫は――!?夫ナディルのため、家出してまで実家たるエルゼヴェルトに帰る決意をしたアルティリエ。
ナディルの弟・シオンや異母兄らを巻き込み、父親が拉致された港町アル・バイゼルを目指す。
王妃であることを隠し、情報を集めながら進む中、アルティリエはこの事件の裏にある人物が深く関わっていると気付き!?
一方、最愛の妻が家出したと知ったナディルは――。
汐邑 雛[シオムラ ヒナ]
著・文・その他
武村 ゆみこ[タケムラ ユミコ]
イラスト
内容説明
夫ナディルのため、家出してまで実家たるエルゼヴェルトに帰る決意をしたアルティリエ。ナディルの弟・シオンや異母兄らを巻き込み、父親が拉致された港町アル・バイゼルを目指す。王妃であることを隠し、情報を集めながら進む中、アルティリエはこの事件の裏にある人物が深く関わっていると気付き!?一方、最愛の妻が家出したと知ったナディルは―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
15
王宮(王都)を離れるアルティリエを描く。旅の道中の風景や、ほかの都市の特徴が描かれて、たいへん興味深かった。内陸の王都から海軍がある港町への変化でもあるので、とくにおもしろく感じたのかもしれない。彼女が不在の影武者をつとめるレスターク公子の奮闘も、楽しいというと公子に悪いかなーと思いつつ、にやにやしてしまった。2021/08/13
まりもん
12
エルゼヴェルト公爵探しの為に実家に向かうけれど、そこで彼の妻が残念な人認定されていてそれをほっとく公爵がダメな人って思う気持ちが強くなった。2022/04/20
さなえ
12
エルゼヴェルト公爵夫人がいかにもなバカすぎる。身分が低いとは言っても伯爵令嬢だったのに常識もない。そしてそれをただすことも出来ない公爵はやはり駄目な人。本当に有能なのかと疑う。そもそもエルゼヴェルト公爵家のお役目をはたしていないし、これもバカとしか思えない。もうさっさとバカを料理してほしい。2018/11/18
ゆり
10
アルティリエの王妃としての姿勢がぶれなくてナディルへの真直ぐな愛情と信頼をそこかしこに感じて素敵だなと思いました。エルゼヴェトのお家の中でも色々あるのだな……。お兄さんがいいひとで和みました。ナディルの方の愛情もまるでぶれなくて初々しい夫婦にときめきます。公子様災難ですね……しかしラストで不穏な展開が。どうなっちゃうんだろう。アルティリエとナディルが今回完全に別行動でふたりのラブラブが見られなかったのがちょっと残念。2018/11/18
Ohtsuka Yuu
7
いや〜エルゼヴェルト公爵,女の趣味悪いですねぇ.ありえないわ〜そりゃ妃にはなれないですね.今後アルティリエと直接対面があるとしたらとても楽しみ.2023/07/26