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出版社内容情報
少し高い位置からビールを注ぐと、美しい泡の王冠(クローネ)が生まれる。大麦、ホップ、水。3つの材料から豊かな文化を築き上げてきたビール作りの物語、それが『ネコと鴎の王冠(クローネ)』。
一風変わった題名の作品ですが、「ネコ」と「鴎」は主人公の男女をイメージしたもの。そして、少し高い位置からビールを注ぐと、美しい泡の王冠(クローネ)が生まれます。
物語の舞台はダッハカンマー醸造所。見習い(アツビ)として働くクロウ・アイダは幼なじみのアンナ・ヴィンターとともに、職人(ゲゼレ)、そして親方(マイスター)になるべく、
ビール作りを学び始めました。
空港のビアホール、巨大なビール釜、純粋令、民族衣装(ディアンドル)、旧式の打栓機や麦芽の買い付けにいたるまで――。
クロウとアンナといっしょに、ビールにまつわる大きな文化をひとつひとつ学んでいきましょう。
そして、意外なことに、ふたりのお話はこの1冊でひとまずおしまい。
物語は新しい主人公を迎えた続編『キツネと熊の王冠(クローネ)』へと続いていきます。
そう、この連載には『王冠(クローネ)』シリーズとして主人公が移り変わりながら、
さまざまな醸造所、さまざまな時代、さまざまなビール作りを描き連ねていく、連作形式となる計画があるのです。
中村 哲也[ナカムラ テツヤ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
exsoy
34
ビール職人を目指す日本人と幼なじみのドイツ人。「ビールと恋と民族衣装」の帯がすべてを表している。でも次巻は主人公変わるみたいなのよねー…残念。2020/07/04
ぐっち
24
ビール醸造所の娘アンナと、ビール職人見習いクロウと、その周りの人たちのビールづくりと暮らしのいろいろ。丁寧に描きこまれたハルタらしいお話でよかったです。巻数がついていないけど、続きは別のキャラがメインのシリーズものになるとか。楽しみです。2017/10/15
るぴん
21
日本人の青年とドイツ人の少女の、恋とビール造りの物語。民族衣装の話が良かった。可愛いお話だったけど、何か物足りない感じ…。毎回主人公が変わるようなので、機会があれば読んでみよう。2023/08/31
しましまこ
18
ドイツビール!2017/10/22
緋莢
16
2年間日本で働き、ドイツに戻ってきてビール作りの親方(マイスター)を目指すクロウ(玖郎)と、その恋人・アンナの物語。自分なりのビールを作ることを目指すクロウ。それはどんなビールなのか?色々なビールを飲み、修行し、麦芽工場を見学しながら、アンナと共に考えていきます。2人のやり取りが微笑ましく、特にラストのクリスマス市のセレモニーで、緊張するアンナを救ったクロウがとても良かったです(続く2018/05/01
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