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出版社内容情報
SF・冒険小説史に残る金字塔を真っ向からコミカライズ、待望の第4巻!数十億年もの時間を封じ込めたタイムカプセルともいえる地下世界を行く大冒険、遂に完結!
倉薗 紀彦[クラゾノ ノリヒコ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
54
島内移住者さんの古本屋さんで購入した本。 出口はストロンボリ。そういえば亡くなった火山学者のクラフト夫妻が最初に訪れた火山がストロンボリだったような。噴石が降ってくるシーンは御嶽山のことを考えると怖い。むろん作中のヤバイ古生物や自然現象に比べたらカワイイものですが。2024/12/08
JACK
24
☆ 鉱物学のリーデンブロック教授、彼の甥で学者のアクセル、屈強なガイドのハンスが地球の中心を目指す大冒険。次から次へと難題が降りかかり、肉体的に疲弊し、精神的にも追い詰められていく一行。しかし、諦めずに勇気を振り絞る彼らの前に道は開けていく。重厚な物語も遂に完結。自分の身を顧みず献身的に尽くしてくれたハンスとの別れは泣きそうになりました。読んでよかった。2017/11/10
近藤
21
堂々の完結。登場人物全員がもれなく好きになった。これを機に若い人の古典読書が加速すればいいなあ。2017/11/23
allite510@Lamb & Wool
12
原作が発表されてからの150年間で、何が変化したかを考えてみざるを得なかった。いくつもあるが、ひとつにはどうもファミコンRPG以降、新たに足を踏み入れた世界はあっという間に踏破され、エリアボスもやっつけて征服されてしまうという、ゲームやマンガ特有の流れに自分自身、自分で思っている以上に毒されているということがあるように思う。リーデンブロック一行は必死の思いで地底世界のごく一部を覗いてきたが、彼らの足元には依然、未踏破の広大な地が拡がっており、本当はそこにこそワクワクがある筈なのだ。2018/01/05
ホークムーンmk2
8
シリーズ最終巻。 ピンチに継ぐピンチを乗り切り地上を目指す話。ハンスっていい男だ。多くを語らず行動で示す。人間として一つの完成形だな。 間歇泉の、噴出に乗って地上を目指すなんてすごいアイデア。ヴェルヌは読んでいて飽きない。2019/02/11
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