内容説明
11時半の開店にそなえて10時過ぎから人が並び始める、奈良の超人気カフェ、「くるみの木」。ていねいに作られた滋味豊かな味わいのランチを求めて、関西圏はもちろん東京や、遠くは北海道や沖縄からも毎日たくさんの人が訪れています。その「くるみの木」のランチレシピがはじめて本になりました。
目次
春 3月、4月、5月―お水取りが終わると、奈良に春がやってきます。(春のランチプレート;春の野菜 ほか)
夏 6月、7月、8月―燈花会の光が満ちて、夏はハイライトを迎えます。(夏のランチプレート;夏の野菜 ほか)
「くるみの木」スペシャルメニュー
秋 9月、10月、11月―年に一度、正倉院御物が公開されるころ、木々が色づきはじめます。(秋のランチプレート;秋の野菜 ほか)
冬 12月、1月、2月―神秘的なおんまつりに息を飲みながら、1年の終わりと新年の到来に思いをはせます。(冬のランチプレート;冬の野菜 ほか)
著者等紹介
石村由起子[イシムラユキコ]
’84年に奈良市法蓮町にカフェ&雑貨店の「くるみの木」をオープン。2004年、同市中山町にゲストハウス、レストラン、ギャラリーを複合した「秋篠の森」をオープン。近年は町おこしのプロデュースでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アメフトファン
37
奈良のカフェ、雑貨店くるみの木のレシピ本。今まで読んだどんなレシピ本よりも魅力的なお料理の数々。行ったことのないお店ですが、お客さんへの愛情の溢れた素晴らしいお店なんだろうなということがよくわかります。特に野菜の料理が美味しそう且つ健康的!図書館で借りた本ですが、購入して色々作ってみたいと思います。2015/05/01
ぐりぐら
15
奈良の人気カフェ「くるみの木」のレシピ。レシピ本というよりも、読み物としても◎。季節感のある食材の組み合わせがなんとも滋味豊かで参考にしたい。近所にあればなぁ〜行ってみたい(*^^*)2015/05/18
tom
10
良い感じの料理本です。普通の料理本というのは、見栄えだけで作っているような感じがある。この本に出てくる料理は、毎日客に出し続けているもの。ここのところが、他の料理本と違う印象を与えるのかも。でも、プロの料理人が作るものだけあって、簡単そうに見えても、さあ、試してみようかという感じにはなれない。そこのところが、ちょっと残念。2015/07/11
miwmiw
7
くるみの木の季節のメニュー。レシピを見るとこんな材料の組み合わせ方があるのかとハッとし、参考になります。これは試行錯誤してるんだろうなあ。奈良に行く予定があるので寄ろうか迷う。美味しそう。2014/03/23
のぼる
6
雑貨屋のイメージが強かったのですが、カフェのメニューにもこだわってるんですね。一度だけ来訪したことがありますが、すごく行きにくい場所にあったので、これだけ有名店にしたのはすごいと思います。レシピは載っていますが、どれも一工夫あって、家で簡単に作れないようなものばかり。これが複数あるプレートは、確かに嬉しいですね。自分で作れるものに高いお金は出したくないですから。はじかみ生姜の豚肉巻き揚げが印象的。美しいし、美味しそう!奈良の野菜も珍しくて見入ってしまった。2015/04/16