出版社内容情報
真のフィジカルを鍛える!!
「ワールドカップで優勝する」
2014年ブラジル大会前にそう宣言する選手たちもいた。「もしかしたら」「奇跡が起これば」…応援する我々はどこかで期待をしていた。結果は・・・。
大会後、
「フィジカルだけは今すぐどうにか出来るものではない」と日本サッカー協会は総括した。
始まる前から「勝てない部分」を認めた発言だ。しかし本当にそれは「仕方ない」こととして世界一になれるのだろうか?
世界には近づいたけれど、でも頂点には程遠い、それを実感しただけの大会に終わった。
このまま次の大会もその次の大会も、「フィジカルは仕方ない」まま挑むのだろうか?
本書は、日本人が根本的に抱える身体の使い方の問題、鍛え方の問題、それ以前のトレーニングに対する誤解・・・・。
著者高岡英夫は運動科学者。本書では、著者がこれまで長年にわたって研究してきた日本人の身体的な問題を具体的な例を挙げて解説。
メッシやクリスティアーノ・ロナウド、ネイマールらにあって日本人にないもの。それらを「裏転子(ハムストリングス)」「腸腰筋(インナーマッスル)」「球軸(センター)」「ゆるむ」などいくつかのキーワードで解説し、それを克服するための具体的な正しいトレーニング法(サッカーゆるトレーニング)を伝授。
内容説明
真のフィジカルを鍛える!!身体をゆるめる、センター・球軸を通す、ハムストリングスと腸腰筋を使いこなす。これまでの視点で欠けていた、まったく新しいトレーニング法。
目次
第1章 「もも前派」からの脱却―ハムストリングスを使いこなせ
第2章 「低重心」から「高重心」へ―ゆるみ度とセンターが世界レベルへのカギ
第3章 ゆる体操―世界のトップ選手と同レベルまでゆるむためのトレーニング(腰モゾ(寝)
すねプラ(寝) ほか)
第4章 ゆる筋トレ―世界のトップ選手になるための新しい筋力トレーニング(クロス腹筋;へそ見腹筋 ほか)
第5章 より実践的なトレーニング―ボールを使ったトレーニングとセンターのトレーニング(ウナ刻印;棒上軸乗芯 ほか)
著者等紹介
高岡英夫[タカオカヒデオ]
運動科学者、高度能力学者、「ゆる」開発者。運動科学総合研究所所長、NPO法人日本ゆる協会理事長・推進委員。東京大学卒業後、同大学大学院教育学研究科を修了。東大大学院時代に西洋科学と東洋哲学を統合した「運動科学」を創始し、人間の高度能力と身体意識の研究にたずさわる。オリンピック選手、企業経営者、芸術家等を指導しながら、年齢・性別を問わず幅広い人々の身体・脳機能を高める「ゆる体操」「ゆる呼吸法」「ゆる筋トレ」「ゆるケアサイズ」などを開発
松井浩[マツイヒロシ]
早稲田大学第一文学部在学中から、フリーランスとして仕事を始め、1986年から3年間『週刊文春』記者。’89年から3年間タイで一休み。帰国後、雑誌『Number』で連載を始めたのをきっかけに取材対象をスポーツ中心にする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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