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池上彰の戦争を考える―戦争はなぜ始まりどう終わるのか

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  • サイズ A5判/ページ数 164p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784047317710
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0020

目次

第1章 戦争はなぜ始まりどう終わるのか
第2章 戦争を終わらせることの難しさと戦後復興
第3章 戦争を起こした独裁者と熱狂
第4章 戦争をどう伝え、人々はどう受け止めたのか
第5章 戦争の悲劇が生み出した言葉
第6章 あの言葉が世界を変えた!?

著者等紹介

池上彰[イケガミアキラ]
1950年生まれ。ジャーナリスト、東京工業大学教授、愛知学院大学特任教授。2015年からは名城大学でも講義を行う。慶應義塾大学卒業後、73年にNHK入局。94年から11年間、「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。05年に独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

103
最近、太平洋戦争のことを語るテレビ番組や本を読むことが多い、ただあの戦争の発端から集結までがよく理解できないことに気づいてこの本を取った。題1章でそのことがわかりやすく描かれていた。そして戦後復興や独裁者、ジャーナリズムは戦争をどう伝えたか、などこの本読んで理解できたことが多かった。満州事変から日中戦争、太平洋戦争そしてポツダム宣言から原爆、終戦、学徒動員で出征し戦後B旧戦犯でせ処刑された青年の残した遺書にあの戦争の愚かさと、無意味さを改めて知った。図書館本 2022/02/01

みゃーこ

50
読後、特に戦争を考えるような斬新な内容ではなかった。過去の歴史を振り返り総括するのにもさらっとしすぎていてあまり印象深い内容ではない。9条のことについては少し触れられていたが、それも核心をつくような意見はなかった。クロンカイトのジャーナリズムの精神は何度読んでもやっぱりかっこいいな~ジャーナリストはこうでなきゃね。2015/11/08

かいゆう

37
テレビ東京『池上彰の戦争を考えるスペシャル』の6回の放送をまとめたもの。巻頭の年表では、第2次世界大戦後現在に至るまで、世界のどこかで絶えず戦争や内戦が起こっている事とその数に驚かされた。詳細な内容ではないものの、大事な点を追っていて、満州進出から終戦後までの流れがとても分かりやすい。一番の収穫は、2014年に発見されたという木村久夫さんの遺書だ。『きけ わだつみのこえ』では削除されていた部分というのが納得。反面、木村さんの最後の言葉すべてをそのまま載せてあげて欲しかったと思う。2015/11/26

ふぇるけん

25
満州事変~太平洋戦争への経緯を中心に、戦争がどのようにして始まり、またいかに戦争を終わらせるのが難しいかを実感。ただ、もう少し現代の戦争にも触れているかと思ったのだが、そのあたりはちょっと残念。太平洋戦争に至るまでの欧米諸国のプレッシャー、ソ連の脅威、エネルギー問題など地政学的な観点も盛り込まれており、非常にわかりやすく知識をおさらいできたのは良かった。2016/03/28

猫ぴょん

15
池上彰さんのTV(テレ東)のまとめ本。 いつも思うけど池上彰さんのお話しはとっても分かりやすい。100年間の戦争年表をみてゾクリとする。 なぜ戦争は無くならないのかと。 最後の第5章で日本の戦犯について書かれてあるけれど 上に立つ人間が逃げおおせて命令に従うしかなかった若者が処刑された現実がある。 この本は若い世代が読まなくちゃ~。2018/05/17

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