角川SSC新書<br> アルツハイマー病とは何か

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角川SSC新書
アルツハイマー病とは何か

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  • サイズ 新書判/ページ数 228p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047316287
  • NDC分類 493.75
  • Cコード C0247

出版社内容情報

アルツハイマー病は治せません。原因もわかっていません。進行を遅らせる薬はあっても、治す薬はありません。けれど予防はできます。アルツハイマー病に罹りやすいリスクとその予防法を紹介します。

内容説明

厚生労働省の研究班の発表(2013年6月)によると、認知症患者数約462万人、予備軍を合わせると800万人が認知症という衝撃的な数字が明らかになりました。認知症患者の約7割がアルツハイマー病です。しかし、原因すらわかっていないアルツハイマー病には、治す薬はありません。けれど予防はできます。アルツハイマー病になるリスク因子を知って、今日からできることを始めましょう。巻末にアルツハイマー病研究、失敗の20年とこれからの展望についてもまとめました。

目次

第1章 私とアルツハイマー病との関わり
第2章 アルツハイマー病と認知症
第3章 アルツハイマー病の診断と治療
第4章 糖尿病とアルツハイマー病
第5章 アルツハイマー病を予防する!
番外編 アルツハイマー病研究成果と挫折、そして新たな展望

著者等紹介

岡本卓[オカモトタカシ]
1960年京都府生まれ。医師、医学博士。1985年東京大学医学部卒業、東大病院第三内科、自治医大病院などを経て、91年東京大学医学部第四内科助手。92年より博士研究員としてハーバード大学医学部へ。95年同大医学部講師。97年クリーブランドクリニック財団ラーナー研究所助教授(アシスタントスタッフ)。同年オハイオ州立大学助教授兼任。99年理化学研究所脳科学研究センターチームリーダー。2001年K&Iオホーツク海病院勤務。2004年同院院長。2009年北海道北見市で愛し野内科クリニックを開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

田中峰和

1
はっきりした原因もわからず、治す薬も見つかっていない難病。今できる治療は、症状の進行を1年程度遅らせる薬を飲むことだけ。そんな恐いアルツハイマー病だが、罹りやすくなるリスク因子がわかってきて、予防する方法も明らかになってきたらしい。長生きはしたいが、自分の存在すら理解できない状態で生きていたくない。今日からできる予防法はあるのか。紹介されている方法は、疫学研究で効果があったものばかり。糖尿病の私はアルツハイマー病を発症する確率を少しでも抑えて暮らしたい。2014/04/19

okatake

0
アルツハイマー病を医学的な見地からわかりやすく記述している。番外編であるアルツハイマー病研究が興味深い。現在、北海道で家庭医として働いている著者の研究者時代の経験も語られていて、全体的にとても理解しやすい。2014/08/12

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